先日、ある運送会社社長のツイートが話題になりました。ここではあえて元のツイートは紹介致しませんが、それらしいキーワードで検索すれば探せると思います。

ツイートではある大学担当者の発言が問題に

ツイートの趣旨は以下のようなものでした。

  1. 運送会社社長が求人を頼むためにある大学を訪問
  2. キャリアセンターの担当者から「運送会社のドライバー求人は、うちの大学には出すな!」と言われた
  3. さらに「ドライバー求人は、〇〇卒や××卒に出せとのこと」と言われた

学校関係者であれば一般企業からの求人が来るのはよくある事ですので特段珍しい光景ではないと思いますが、こちらの大学担当者は求人依頼に訪れた方に「ドライバーの求人は迷惑だ」と言わんばかりのセリフを伝えたようです。

運送会社社長はこのツイートの最後で怒りを抑えるので精いっぱいだった事、運送業界の地位向上の必要性を感じた事を述べております。

世間の反応はどうだったのか?

このツイートを受けての世間の反応はかなり大きなものでした。

ツイートから3日経過した時点でコメントが145件、リツイートが7,400以上、いいねが12,000以上とかなり拡散されています。さらに多くのブログでも紹介されています。

大学側の意図を汲んで肯定的な意見を書かれる方もいましたが、その多くは否定的な方で埋め尽くされており、「大学名を教えてほしい」というものが多数ありました。そして「その大学には子どもを行かせない」という意見も多数でており、もしこの社長が大学名を含めてツイートしていたとしたら今頃はこの大学は業務がまともにできないくらいにクレームの電話が鳴っていたのではと思います(この記事は6/8に予約投稿しているため、記事公開日には別の動きになっている可能性があります)。

学校教職員は相手が誰であっても募集に影響が大きいと考える事

私が以前からお伝えしている事にこの「誰であっても募集に影響する可能性がある」というものがあります。貴校にとっては「業者」である場合も同様です。業者と思って軽く考えたり適当に扱ったりすれば、そこから学校の悪い評判が流れる可能性があります。

今回の件は記事を書いている時点では大学名は出ていませんが、それが出ていたら募集に影響を及ぼした可能性はかなり高いと感じました。キャリアセンター担当者の心ない一言で大学の募集そのものに影響していたかもしれないのです。

本人にとってはそこまで深くは考えていないと思いますが、現在のようなソーシャルメディア全盛の時代では誰もが発信者になりフォロワーの数に関係なく多大な影響力を及ぼす事もあるのです。

大学担当者はどう答えればよかったのか?

私もこういう仕事をしていますので学校に来る求人については分かりますが、そもそも論として学校側で卒業生の選択肢を勝手につぶすのはいかがかと考えています。

大学(その担当者)としては就職先の実績とならない(と、考えている)ためにこのように答えたのかもしれませんが、求人として出しておくことに特にデメリットはないはずです。求人を見て選ぶ選ばないは学生の判断でありキャリアセンターが選ぶのはやややりすぎなのではとも思います。

ただ、実績がなくて受け取っても応募が期待できない場合にはその旨を正直に伝えれば良いだけかと思います。

「本校は運送会社を希望する学生が実績としてほとんどいないのですが、それでもよろしければ求人票を受領させて頂きます」などですね。少なくとも相手のプライドを傷つける権利はありませんし、そのように伝えられれば相手も納得もできるはずです。

先日の某有名大学の問題ではありませんが、募集に直接関係がない学校関係者が行った事であっても、募集そのものに多大なマイナスの影響を及ぼす事はよくある事です。それどころか募集のみならず在学中の学生にも迷惑をかけてしまうかもしれないのです。

キャリアセンターの一担当の発言とは言え世間からは「学校と同一視」されます。学校で働く教職員の方は常に自分の発言や行動が学校全体に大きな影響を及ぼす可能性がある事を忘れてはいけません。

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