アピール出来るところをしないのは勿体ないのです
どの学校にもアピールできるポイントというものはあるものです。しかし、アピールする点があるのと、アピール出来ているかは別問題となります。
心を動かせるポイントは分かり易く伝える
「心を動かせる」と書きますと「何だろう?」と思うかもしれません。例えば学校を離れて一般的な商品で言えば、以下のようなものがあります。
- 割引率
- 商品のダントツな性能
- 商品の個性
いくらでも出てきますが、例えば何かを販売する時に「10%割引」ではインパクトが少なくても「80%引き」だとすると、多くの方が興味を持つわけです。商品性能でもこのことは言えます。この商品であればこのメーカーが一番欲しいと思わせる性能などです。つまり、他と比べて圧倒的に強いと思われるものはそれを見た方に対して何らかの心の動きを与えるというわけです。
学校でも同じように心を動かせるポイントというものは存在します。
例として就職率を出しましょう。貴校が就職率が良いとして何をポイントとして打ち出すでしょうか?同じ就職率であっても出し方によって心を動かす度合いが変わってくるものです。例として以下のような打ち出し方があります。
- 就職率の高さ(100%など)でのアピール
- 就職サポートのきめ細かさでのアピール
- 就職した学生のコメントによるアピール
- 就職指導の担当者のコメントによるアピール
同じ事をアピールするにしても打ち出し方が変われば相手の受け方も変わります。実際には読み手によってどの内容で心が動くかは変わってきます。そのため、上記の就職率では動かなくてもきめ細かさで動く方もいます。
その反面、ほとんどの方の心を動かさないアピールというものも存在します。そして、このケースは結構多いものです。
いわゆる情報の打ち出し方がうまくない学校などがこれにあたるわけですが、せっかくの決め手となりうる好材料でも「魅力的にみえない」ように使ってしまうと全くもって意味がなくなってしまいます。勿体ない限りです。
自信があるなら気づくように伝える事
分かっているようで分かっていないのがこの点です。自信がある部分であっても伝えるべき点が分かりにくく紹介されている場合、それは魅力的なものとしては映りません。
また、大前提として全員がWebサイトや学校案内に記載している内容を全て読むなどとは考えてはいけません。通常は隅から隅まで読む方の方が少なく、たいていは気になった点、知りたい部分のみが読まれます。
そのため、読んでほしい、気づいてほしい点は分かり易く伝える工夫をしなくてはいけません。デザインを工夫する、言葉を工夫する…いろいろと方法はあるはずです。
この点については自信があるのであれば謙遜する事はありません。堂々と訴えかける事をお勧め致します。
但し、競合などもきちんと調べてその上で「優位である」と感じた場合にはじめて勝負になるという事も忘れないで下さい。自校の中では「この点はまあ良い点だ」というレベルであれば、まだまだ足りないと考えて下さい。
そして、その場合にはその良い点を競合との優位点に変えられるように改善策を出し、顕著にお勧めできるポイントになれるように努力して下さい。
私はこのサイトでもよく書いていますが、Webでは「クリック前提で考えてはいけない」と書いています。そして、同じように学校案内なども「全部読んでもらえる前提」ではいけないと考えています。
どうしても伝えたい事、これだけは伝えたい事については分かり易く誘導し、多くの方が気づくように工夫をして下さい。
そうする事でより貴校の良さを伝える事が出来るようになるでしょう。

学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
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