不祥事への対応の遅れは被害を大きくする
昨日一気にネット上である事が炎上しました(継続中)。その内容とはある大学の学生が飲食店の容器に口をつけている画像をTwitterに投稿するというものでした。既にこの手の話が炎上するのは誰もが想像つくわけですが、いまだにこういう行為が炎上するという事を現実として想像できない方が後を絶たないのは残念としか言いようがありません。
学校はどういう対応をするべきか?
実際には100%メリットしかない対応というのは残念ながらありませんが、こういう事が起きた時に一番まずい対応というのが「なかったことにする」というもの。
私が調べたところ、8月5日の9:30を過ぎても大学のサイトではこの件についてのコメントは出していませんでした。
大学にとって、こういう不祥事についてのコメントを出す事は、そもそもこの事を知らない人へも悪い印象を与えてしまうというデメリットがあります。しかし、その学校を検討している方であればかなりの確率で気づくわけです。そのため、学校としては断固とした対応や処分が出来るかという事に信頼がかかってくるわけです。
過去の炎上事件を見れば分かりますが、素早い行動を起こした場合には好印象を与える事さえあります。行動を起こさない場合にはマイナスの結果になる事の方が圧倒的に多いのは人間心理を考えても分かるでしょう。
おそらく大学には昨日からクレームの電話がかなり鳴っている事と思います。経過についての報告なりでも出すのが本来は筋ですし、成人であったとしても、学校の教育の質が問われるのは仕方ない事です。
不祥事は隠さずに真正面から対峙して、学校の姿勢を見せる事が大切です。なお、今回の被害にあった飲食店は既に昨日の間にホームページに「お詫びとお知らせ」というものを出しています。どのような対応をしたかを知ってもらう事でお客様に安心を与える事が出来るわけです。
どの学校でもあり得る事
今回は特に個人の大学生を非難するために書いているわけではありません。どの学校であっても、今回のような事はいつ起こってもおかしくないという事で書いています。
自動車教習所の交通事故のビデオではありませんが、実際にこのような事を軽い気持ちでやった方がその後どういう状況に陥ってしまったかなどの事例を学生に紹介するなども含め、モラル教育を徹底しなくてはいけません。大学などで今更モラル教育?と思う事もあるでしょうが、現実にはその必要性が残念ながら出てきている時代だと思います。
学校に関わる全ての人は学生、教職員、卒業生問わず、いずれも学校のイメージに大きく関わってきます。人を育てる場所なわけですので、その点は強く認識するべきでしょう。
炎上してから対策を練るのでは遅いという事も理解しておきましょう。ソーシャルにおける対応については、事前にいろいろと策定しておく事をお勧め致します。

学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
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