コミュニケーション能力が広報担当にとって重要なのは言うまでもありません。私自身がこのような学生募集関連のサイトを運営している間に、こういう姿勢の広報担当だと問題だと思うケースをご紹介いたします。

一方通行な会話しかできない広報担当はよく考えるべき

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私はこの「学生募集の羅針盤」の公開前は「学生募集広報戦略」というサイトを運営・更新しておりました。

こういうサイトを運営していますと学生募集上の質問などが来るわけですが、正直申しまして個別の質問にはそれほど回答しておりません。

理由は簡単で、その学校の事をよく知らないからです。メールに書かれたほんの少しの情報だけで「わかったふり」をするのは簡単ですが、そんな「ふり」で適当な回答をするのは無責任だと感じているからです。

学生募集上の問題の影にはたいてい人の問題などがあります。例えばイベントに人が集まらないという問題を抱えているとした場合、問題は単純に内容というわけでもないわけです。それに関わる人(教員、企画者、広報)に大きな問題がある事も少なくないわけです。

そのため、それらの詳細を知らない状態ではまともな回答は出来ないわけです。私のコンサルティングのポリシーとして、とにかく正直に耳の痛い事も伝えるようにしていますので、それらの裏の事実を知らなければ効果につながるアドバイスをする事ができないのです。

さて、本題に戻ります。

そういう質問や相談をされる学校広報担当者は多いわけですが、私なりにその時できる範囲での回答を時間をかけて書いております。もちろん、上記のように内容によっては全く回答できないものについてはその理由を書いて返信いたします。

そして、メールの中に私は下記のような事を追記します。

「着信確認の返信をお願いいたします。」

という文言です。私にとっては書いたアドバイスなりを読んでもらってはじめて意味が出てきますので、その意味もかねて小さなお願いをしております。

しかし、実際には質問はするが、このお願いに対しては無視をする(簡単な返信さえも送らない)学校広報担当者というのはおります。

正直申しまして、このようなコミュニケーションの終わり方を分かってない広報担当者のいる学校はそんなに学生募集はうまくいかないと私は考えています。

なぜか?

それは何らかのアドバイスを(つまりサポーター)をしてくれる人に対して、なんら感謝の念も持たずに、相手を業者扱いしているからです。そんな方には残念ながら心から手伝おうという方は多くは出てこないと思っています。もちろん、私も手伝う事はまずないでしょう。

会話には必ず区切りというのがあります。それは人を目の前にしている会話でも当然ながらあるのは分かると思いますので、そのような事を言うまでもないでしょう。

実際にはそういう広報担当というのは私が返信した中の2割くらいおります。

実に残念だと思います。

そういう方には理解してほしい事があります。

自分の業務上関係する方は業者という立場以外に、学校を宣伝してくれる可能性のある方だという事を忘れないでほしいのです。今の口コミ時代には昔以上にその意味は大きくなっています。

私はそれこそこういう仕事柄、どこがお勧めか?と聞かれる事がありますが、そういう対応しかできない学校の名前を出す事はまずないでしょう。

なお、これは学校だけに限った話ではありません。どの業界でもメールひとつで簡単に質問ができて、回答をもらえる(しかも無償で)と考えている方はおります。

そのようなマナーを無視した行動しかとれない会社は、そういう行動が積もり積もっていつか痛い目にあうと考えています。その時になって気づくのでは遅いという事です。

私自身、別に感謝してほしいと思っているわけではありません。

伝えたい事はコミュニケーションはきちんと区切りをつけるべきである事、そして自分の仕事に関係する全ての人はファンにもアンチにもなりうるという事を認識するべきだという事です。ファンが増えれば見えない所での援護もしてくれるでしょう。広報を担当するならこの認識をもたなくてはいけませんし、これが分からないなら広報には向いていません。

そして、個人の行動であってもそのままその所属する会社のブランドイメージにつながるという事です。そこは意識するべきかと思います。

なお、これを読んで「自分の事かも」と思う方はいるでしょう。そう思われるならそうかもしれませんが、こういう方がこのネット時代になって増えてきていると常々感じていましたので記事として書かせて頂きました。

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