貴校には困ったブランドがついていませんか?

定員割れが続いているような学校の場合、ありがたくないブランドがついてしまう事があります。そして、そのブランドは募集を行う上での大きな障壁となって貴校に立ちふさがります。

定員割れをしている学校に自然とつくブランド

定員割れをしているという事は隠そうにも隠せない事実です。そういう学校には自然と悪いブランドイメージがつく事になります。

その筆頭は「人気のない学校」というブランドです。このブランドは当然ながらさらに悪いブランドを呼び込みます。

人気がないという事は収入が少ない事になりますので、結果として「経営が厳しい=廃校リスクがある」というブランドがつくわけです。もちろん、必ずしもこう思われるわけではありませんが、少なくとも定員割れをしている学校に対しプラスの評価をする方がほとんどいないであろう事は想像がつくでしょう。

加えて厄介なブランドもつくものです。人気がないという事は「誰でも合格できる学校」というブランドイメージがつきます。そのため学生の質(偏差値含む)が低い学校となり、授業レベルも「低そう」という勝手なイメージがつくわけです。学生の質が低ければ、授業はその方々に合わせる必要が出てくるため授業レベルも低そうというイメージがつくのは自然という事です。

※再度書きますが、全ての定員割れの学校がそうだとは思っておりません。しかし、そういう印象を持たれるリスクがある事は認識した方が良いでしょう。

悪いブランドイメージがついた場合の募集の方向性

前述のような募集にとって悪影響のあるブランドイメージがついているにも関わらず、例年と変わらない募集の方向性では正直結果が出るとは思いません。

よく見かけるのが学校の実際の質と、公式サイトや学校案内で見せる「外面」が大きく乖離している学校です。どう考えてもそこまでレベルが高い事をやっているとは思えないのに背伸びをしまくっている学校です。そういう学校は見せかけだけを繕ったとしてもその内情などはほぼばれているわけですから、正直その戦略には無理しかないと思っています。

そのため、本来の状況を無視した広報ではかえって集められない可能性があると考えています。

重要なのはブランドを覆す事

そのような学校が生き残るにはそれらのネガティブなブランドイメージを払拭する事です。

今ついているブランドを無視して、理想だけを追い求めるようなブランディングを無理やりしたとしても、そこには何の信ぴょう性もありません。

特定の学校に向けての記事ではありませんので抽象的な表現になりますが、基本的にはそのマイナスイメージを受け止めた上で、それをひっくり返すようなブランディングを行う必要があると考えています。

当然ながらひっくり返すわけですので、それまでのものとは大きく異なる改革レベルでの変革が必要であると言う事になります。

既に学校経営が厳しくなっているわけですから、生ぬるい努力で何とかなるなどと考えてはいけません。同じ学校名の異なる質の学校になるくらいの意気込みで学校を変えるようにしなければ、そこからの起死回生は難しいとしか言えません。

もちろん何をどうやるかは学校の置かれた状況によって当然変わってきます。

少なくとも好ましくないブランドがついてしまった場合には、それに気づかないふりをするのではなく、しっかりと受け止めて好ましいブランド価値を感じてもらうように努力をする必要があるのです。

まだその努力に向けて動ける方がいる間に行動を起こすようにして下さい。人材が減ってからではもはや手遅れです。

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