今回は学校が打ち出すべき方向性についての話をしたいと思います。ご存じの通り、少子化時代では昔以上にブランディングの重要性が高まっています。しかし、「何をどういう方向性で打ち出すべきか」については多くの学校が悩み迷走している部分でもあります。

ブランディングを何でするべきかが分からない

学生が集まっていない学校の多くはブランディングについて悩んでいる事と思います。ブランディングする方向性が決まっていない場合、学校の立ち位置も中途半端になってしまい、それはそのまま対象者に感じさせてしまいます。

明確な立ち位置が分かりにくい学校を選択肢として選ぶか?と言えば、NOと言う方が多いであろうことは簡単に予想がつく事だと思います。

そう言う意味でも募集に有効なブランディング要素を決めて、打ち出す方向性を検討する事は何よりも重要であると言えます。そう言う重要な検討をせずに単純に集客をして「数だけを増やそう」としてしまうと、広報予算だけが減少し何の結果も生まないという結末を迎えるのです。

単純にWebサイトのアクセス数を増やしたり、資料請求数を増やすのはそんなに難しい事ではありません。お金を使えばそこそこ増やせるでしょう。しかし、そんなものは全く意味がない事を理解しなくてはいけません。集客した所でその受け皿部分に魅力を感じなければそこまでで終わってしまうのです。

何故これを打ち出さないのだろう?というケースは多い

私は仕事柄いろいろな学校のWebサイトを見るわけですが、例えば無料会員などで学校サイトを巡回すると「何故ここを強く打ち出さないのだろう?」というものに気づく事も珍しくありません。

これは学校に対する先入観がないために気づきやすいとも考えています。学校に長くいる教職員の場合、どうしてもそれまでの既成概念で考えてしまうため本当の(募集に効果的な)魅力に気づかない事は多いものです。

先日もある学校(高校)からの無料会員プランの申込みにより定期巡回を行いましたが、明らかにここをもっと前面に打ち出すべきというものがありました。対象者、そして保護者に対してもアピールできる点ではありましたが、学校側はそれが強みである事に気づいていないようで、とても気づきにくい場所に小さく書いてあるのみでした。

いじわるととられると何ですが、無料会員ではトップページとコンバージョン関連ページに関する問題点についての指摘とさせて頂いていますので公平性の観点からその点についてはお伝えはしませんでした。それをやりだしますとキリがない事と、無料会員で受けられる定期巡回(最大3回)以降にどういう風に打ち出すかなどまで面倒を見る事が出来ないためでもあります。ブランディングという学校の方向性を決めるものにいい加減に首をつっこむべきではないと考えています。

どんな学校でも打ち出すべき点は探せばあるもの

私自身どんな学校でも打ち出すべきブランディング要素は探せばあると考えています。しかし、当然ながら状況が状況だけに無理やり作り出すしかない学校というのもあるわけです。

先日視察にいった進学ガイダンスでも感じましたが、学生が集まっている学校というのは時間をかけて自校のブランドを育ててきたわけです。一朝一夕で出来るものではなく、時間をかけて育み、そしてそれを周知し続けて確固たるブランドを築いているわけです。

今までその点を怠ってきた学校がすぐに対応できるものではそもそもありません。とはいえ、これをきちんと見つけて見せ方などの方向性を決めなければ学生募集は低迷し続ける事になるのは間違いありません。

なお、今現在は弱いものでもブランディング要素として学校が本格的に位置づけて認識する事でそれが募集上の武器として育っていく可能性は十分あります。学校がメインで打ち出す事になりますので恥ずかしくないような状態にするべく学内でもさらなる底上げに努力をするはずです。そうする事ですぐにとは言わないまでも数年後には自信をもって言えるブランディング要素になるかもしれません。

まずは客観的に学校が何でブランディングするべきなのか、そしてどういう方向性で打ち出すべきなのかを話し合ってみると良いでしょう。もしかするとそこに募集状況を改善するものが見つかるかもしれません。

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