中小規模校の多くで「学校の特長」ページなるものが存在します。人気校はもはやそういうアピールがなくても学生が集まるかもしれませんが、中小規模校などまだブランディングがきちんと確立していない学校の場合には、学校を認識してもらうためにも有用なコンテンツであると言えます。しかし、残念ながらそれが分かりやすい学校はあまりないのも事実です。

特長は自己満足のためにあるのではない

私は仕事柄多くの学校の「本校の特長」を見る機会がありますが、残念ながら「これは分かりやすい!」と思えるものにはそれほど出会いません。同じカテゴリの学校の場合、似たような内容である事がほとんどなのです。

  • 講師が良い
  • カリキュラムが良い
  • サポートが良い

その他いろいろとありますが、おそらく予想がつくと思いますので割愛致します。

これを読んで「これのどこが悪い?」と思う方も多いでしょう。その通りですね。上記は全く悪くないですし、特長として挙げるのは至極当然のものです。

しかし、少し待ってほしいのです。その特長は何のために公開しているのでしょうか?学校の公式サイトに載せている場合には、「入学してほしい」と考えているからに他ならないと思うのです。つまり、アピールのために特長を公開しているはずなのです。これを読んで学校に興味(好感)を持ってもらい、イベントなり、資料請求なりのアクションをとってほしいわけです。

その視点で考えますと、やはり分かりにくいものが多いのです。

似たような内容であれば記憶に残らない

前述した特長例は正直、どこでも書く内容です。それこそ全国の学校共通の内容と言っても良いでしょう。それであれば当然ながらそれが入学の決め手になる事もありません。そもそも多くの方が複数校から検討しているわけですから、その比較の上での違いが見いだせなければ意味がないのです。

私が本ブログで書いている「分かりにくい」というのはまさに「学校を認識するには分かりにくい」と言う事なのです。金太郎飴のように同じ事を書かれてもパッとしないのは想像がつくと思います。

では何がいけないのでしょうか?それは見せ方なのです。

見せ方次第で同じ事でも違うものに見える

競合と同じような視点や文言、データの見せ方でアピールしたとしてもそこでは勝負はつきにくいものです。その特長こそが学校を理解する重要なポイントであるにも関わらず差異が見いだせないわけですから、他のコンテンツでそれを感じてもらうのはなかなか難しいとも言えるわけです。

学校がどういう所でどういう魅力があるのか、さらに言えば、「うちの学校に来るとどんなメリットが待っているのか」を感じさせるには、説得力のある見せ方が必要になってくるわけです。

この説得力が今一つ弱い学校が多いと感じるわけです。説得力を強める方法はいくらでもあります。いわゆる裏付けデータの使い方一つで読み手が受ける印象も変わってきます。

サポートが凄いなら凄いで「どう凄いのか?」を「どう伝えるのか?」と言う事になります。

・・・と、このような事を書き、これを読まれる広報担当者が多数いたとしても、ほとんどの学校では特長を見直さない事も分かっています。

はっきり言えば、コンサルタントなどの第三者を入れる意味はそこにあると考えています。学校に長くいると問題点を問題と感じなくなる傾向があります。普段の光景を変える必要もないと考えるのかもしれませんし、単純に考えるのが面倒な方もいるでしょう。しかし、少子化が進んでいる現在、そのような呑気なスタンスでは学校の生き残りは難しいわけです。

私は常々、第三者の意見はとにかく積極的に聞く事が重要だと書いています。それは別にコンサルタントのようなお金のかかる相手でなくても構いません。

在学生、卒業生でも構いませんし、普段は本音をなかなか言い出せない若手教職員(それこそ1~2年目くらいの)に何を言っても構わない前提で意見を求めるのでも良いでしょう(第三者ではありませんが、このくらいの方はまだ学校に”染まりきってない”ものです)。

そういう方にまずは特長を見てもらい、本当にそれで学校が伝わるのか?魅力を感じてもらえるのか?など意見をもらうと良いでしょう。

もちろん特長だけを変えて解決するわけではありません。そういう一歩が大事なのだという事をご理解頂ければと思います。

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