新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

現在の募集の状況はいかがでしょうか?

新年ではありますが学校の場合(特に中下位校)、1月も4月入学生募集のためのイベント開催などで忙しくなると思います。少子化は進み、少ない対象者の取り合いが今後も続く事が分かっているわけですが、環境が厳しくなる中で学校がどういう戦略で学生を確保していくか?という事はとても重要です。

もちろん、いずれの学校も対策を練っているとは思いますが、思うように結果が出ていない所も多いでしょうし、それこそ想定以上に出願者数が減少している学校も多いと思います。

学校が生き残るキーワードを一言で言えば、「何らかのブランド価値を持っている」と言う事だと私は考えています。もっと分かり易く言えば、「入学する理由がある学校」だと言う事です。

広報というものはその「学校に入学するべき理由」を対象者に提示し、それに価値があると感じてもらう事で出願をしてもらうものです。言い換えれば、その入学する理由が言う程の理由になっていない場合には出願者は集まらないという事になります。

学生募集を変えるために必要なもの

私自身、学校広報現場の外に出てはじめて気づいた事があります。それは学内にいる人材にはそれぞれ向き不向きがあるという事です。

ここで私の大好きな三国志を例に取りますと、蜀漢の初代皇帝となった劉備には関羽張飛という股肱がいました。二人とも力が強く、それこそ一騎当千の働きをするものでした。しかし、それだけ凄い武将がついていてもなかなか勝つことができないでいました。その理由は戦略を練る軍師がいなかったからです。後に天才軍師である諸葛亮孔明を三顧の礼で迎える事で一気に流れは変わっていくわけですが、それくらい人の役割というものは重要なものであるのです。

学校に話を戻しましょう。貴校にいる教職員は皆さん、それぞれ才能を持っている素晴らしい方であると思います。しかし、もし学生募集がうまくいってない場合、この軍師にあたる方がいないのかもしれません。

クロージングがうまい方、デザインがうまい方、コミュニケーションに優れている方、その他いろいろとおられるかもしれませんが、それぞれの方の力をさらに引き出すような軍師がいなければ、学生募集は思ったようにはうまくいかないものです。

要は力技で強引に攻め続けても思う程の効果が出ないという事なのです。

私の目指すものは軍師です

新年早々偉そうな事を書いて申し訳ありませんが、私が目指すものはそういう学校における軍師の役割であると考えています。もちろん孔明とかそういう凄いレベルの話ではなく、今ある人、モノ、その他を有効活用するための案をご提案するのが仕事だと考えています。

学内にいる時は私もそうでしたが、いろいろな方に忖度して戦略を練っていた感は否めません。要はOKが出るであろう無難な案を出してしまっていたわけです。しかし、そういう案は、それなりの成果しか生まない事も多々あります。

現在の私はそういうバックボーンは基本的に無視してアイデアを出します。そういう諸事情を無視する事で自由な発想の中で戦略を考えられるわけです。この限界をはずすという事は広報担当者にとってはとても意味のある事ですし、学生募集が厳しいのであれば、そこに是非チャレンジしてほしいと思います。

2018年、そしてこれに続く数年はどの学校にとっても極めて重要な年となるはずです。今後数年で生き残れるかどうかが決まってくると思います。その流れに乗れるかどうか、学校を変えられるかどうかは学校の変化への意欲の強さで変わってくるでしょう。

年始早々、厳しい話をさせて頂きましたが、それくらい学校にとっては厳しい時代になっているとお考えください。そしてもし何らかのご縁があれば、その時は精一杯サポートをさせて頂く所存です。

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