中下位・中小規模校の学生募集戦略テキストが完成しました

当方のサービスでは年に3~4冊の追加テキストを作成して無料で配布しています(基本サポートプランのクライアントへ配布)。今年最後のテキストとして「中下位・中小規模校の学生募集戦略(全32ページ)」がこのたび完成しました。テキスト完成にあたり少し書かせて頂きます。

中小規模校の強みは今すぐ動ける事です

中小規模校は大規模校に比べて不利に思う方もいるかもしれません。そのため「うちは予算が少ないから」「うちは小さいから」などのような言い訳を言われる方もいるわけです。しかし、中小規模であるがゆえにすぐに動く事ができる身軽さがあるのです。この点はまさに大きなメリットだと考えています。

規模が大きく、例えばグループ校が多い場合、何らかの改善アクションを起こそうとすると稟議書から起こさないといけない事も多く、そういう面倒くささから企画そのものを出す事を躊躇してしまう方も出てきてしまいます。結果として悪いと分かっていても言い出せず、改善アクションに繋がらないのです。

しかし、中小規模校では人数が少ない事もあり発案者が即改善アクションを実行する事も可能です。そして、この利点を生かさなければ勿体ないのです。

以前私はある会社(学校ではありません)でWebサイトの簡単な修正を依頼した事がありました。この会社はとても大きな会社なのですが、修正されるまでに2週間程度かかりました。実際に変更に要する時間は1分程度のものでしたが、修正までに2週間かかったのです。理由は前述の通りで各所の許可が必要だったという事です。スピードが重要な今の時代において簡単な修正に2週間もかかるというのは機会損失を招くだけなのです。

出来る事をとにかく考える

前述の事でもわかるように中下位校・中小規模校にとって大切なのは「出来る事を探し実行していく事」なのです。この点で躊躇しているとせっかくの良さを捨てる事になってしまい、それこそ今の少子化時代に生き残れなくなるのです。

私は今回のテキストでその根本的な考えとして「学生を一番に考える事」と書いています。

詳細はこの記事では省略しますが、この考えに基づいて行動すると様々な部分の質が上がり、相互作用的に魅力的な学校へと生まれ変われるのです。

入学対象者が入学する学校を決めるその決め手は様々です。小さいから、中下位だからという理由で入らない方だけではありません。それぞれの目的や希望がかなえられる所で自分にあったところを探しているのです。学校側としてはそのニーズに少しでも多く応えられるように細かい所も含め出来るところは改善していかなくてはいけないのです。下記にいくつかその改善する上で考えるべき項目を紹介しておきます。

  • サポート面
  • 設備面
  • 教育面
  • 就職面

これはテキストからの一部抜粋ですが、それぞれの項目において改善できる部分は多くあるはずです。考えるだけで終わらせずに実行するところまで確実に進める事が重要です。

悩んでいるだけでは何も進みません。問題点や改善できる部分を明確にし、即実行に移すようにしましょう。

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