オール広報意識で学生募集を改善しよう

少子化に加えコロナ禍による難しい募集のかじ取りを余儀なくされていると思いますが、今の状況を乗り切れるかどうかは教職員全体の意識改革にかかっていると言えるでしょう。今までと変わらない意識であれば学校経営は益々危機に陥ると思います。

今いる人が来年もいると考えてはいけません

ここ最近の学生募集の状況は多くの学校にとって向かい風であると思います。コロナ禍への対応を柔軟に行えなかった学校は尚更影響が大きいのではと思います。そして、ここで忘れてはいけないのが人の問題です。貴校の広報担当者は来年も貴校にいると思いますか?実際のところ給与などが減少している場合には広報担当が転職を考えてもおかしくないという事です。

学校経営者や管理職の方は今いる人材はそのまま続く事を願っているかもしれませんが、なかなかそうもいかないのが実情です。学生募集にとって広報担当者は経営の肝となる人材なわけですが、その広報担当者がもしいなくなった場合には「学校広報をよく知らない方」だけで広報まわりをこなさなくてはいけなくなります。

もちろん有能な代わりの広報人材を採用できれば良いですが、そんなに運よく良い人材があいていて、かつ貴校の採用試験を受ける事はそうはありません。そして、こういう状況は決して可能性の低い話ではないのです。

オール広報意識こそが学校を救う

学校に限りませんがどの会社でもそれぞれ部署がわかれて担当がついています。しかし広報というものについては、そこで働く全ての人が少なからず関わる性質をもっており、自分は担当ではないから…で済むものではありません。オープンキャンパスでは体験授業などは広報担当者ではなく講師陣が担当するわけですし、そういう意味でも教職員全員が少なくとも広報に絡む仕事をする事になります。

その上で、今後の学校広報では教職員全員が今以上の広報意識を持つ必要性があると考えています。広報担当者から指示された事をやるというのではなく、自分の担当の中で最大の効果を出すためにどういう事をやれば良いのかを考えるという事です。この点はいろいろな学校を見ましてもいまだに他人事な方も多く見受けられます。

しかし、進学先を検討している方は広報担当者の打ち出す広報施策だけを見ているわけではありません。学校にいる全ての関係者を値踏みしていると言っても良いのです。それこそ用務員の方でさえも進学先を決める上での対象と見ている方もいるでしょう。対応が悪ければやはりそこに行きたいという気持ちは薄れるわけですから。

学生募集における意識の統一をしておきましょう

オール広報意識と言っても単純に「皆さん、学生募集への意識を高めましょう!」と言うだけでは意味がありません。誰がどこで学校への質問をするかもわかりませんので、学校についての意識は極力統一しておくに越した事はありません。しかし、現状、どの学校も人によって学校への質問を受けた時の回答は異なるはずです。例として「貴校の最大の特長は?」と質問されたとして、教職員全体が同じ回答をする事はまずないと思います。最大の特長ですので本来は同じでないとおかしいわけですが、同じにはならないという事です。

それは担当部署の違いもあり当然と言えば当然なのですが、検討している側からすればおかしな話なのです。もちろん担当によって答えが変わるのは構いませんが、それでも学校全体としてどういう方向性で回答するのが望ましいかなどの意見の共有はしておくべきでしょう。そういう事を共有するだけでも広報意識は変わってくるものです。

また意識の統一は他にもメリットがあります。それは前述の通り、急に広報担当者がいなくなったとしても学生募集に対しての意識を共有している事もありそれほど慌てずに残った方への業務移行が可能なのです。

但し、どうしても広報経験がない方には広報ノウハウがありません。そういうものばかりはパソコンでのコピー&ペーストのように他の方に移せるわけではありませんので、常日頃からノウハウは一人だけに集めずに共有する仕組みが必要であると言えます。

また、そういう時間もない方には安価でコンサルティングを提供している当方のようなサービスもありますのでそういうものを試してみても良いと思います。私のコンサルティングの形をそのまま無料で試す事ができる無料会員プランもありますので是非お気軽にお申し込みください。申し込まれた学校様へのしつこい営業などは一切ございません。

いずれにしましても今後の学校の生き残りにはオール広報の考え方はとても重要です。教職員全体の意識改革を今すぐにはじめましょう。

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