学生募集改善シンプル思考
今回は学生募集の状況を改善するために必要なシンプル思考をご紹介したいと思います。学生募集の成果を出すためには複雑な思考は実際のところ不要です。シンプルに考えて即座に実行に移す事が重要です。
学生募集を改善するためのシンプル思考
学生を集めるためのアイデアを日々検討している事とは思いますが、私がいろいろな学校で感じる事は「学生を集める案」を考える事ばかりを意識し、根本の問題を無視(見ないふり)しているケースが多いという事です。どんなに母集団を増やす事に成功しても受け皿となる学校に魅力がなければ最終的な出願には結び付きません。そのためこのシンプル思考法はバランスよく結果を出す考え方となっています。
- 集まらない理由は何か?を考える
実は何よりも重要なのがこの視点です。しかし多くの学校ではこの部分をそれほど意識して改善しようとはしていません。イベントへの集客が少なければ広告を増やす、DMを増やすなど、いわゆる母数を増やす小手先の戦略だけを考えてしまうのです。しかし、集まらない理由は決して告知が悪いだけではないという事です。「参加する価値や意味」を感じない学校のイベントに貴方なら参加するでしょうか?私なら貴重な時間をそんな事には使いません。この集まらない理由を少しでも改善できれば変化を実感できるはずです。 - 集まっている理由を考える
こちらは当然ながら競合校の事を指します。競合校に学生が集まっているのであればその理由を精査すべきでしょう。そこには「入学したい何か」が存在するわけです。そしてその何かが貴校には足りないという事になります。対象者層はかなりの確率で比較の上で出願先を決めます。その時に負けているからこそ出願数が増えないのです。つまり貴校が勝っている(あるいは勝てるかもしれない)要素を増やすためにも競合校に集まっている理由を考えなくてはいけないのです。 - 学校がどういう学校であるかが明確に伝わっているかを考える
残念ながら学生が集まっていない学校の多くは特徴と言えるほどのものを持っていません。しかし、実際には持っていないのではなく特徴をきちんと伝える術が間違えているケースが多くあります。要は見せ方と伝え方に問題があるため、本来の学校の魅力を100とすれば対象者には50程度にしか映らないという事なのです。誇大に見せるのではなく、あるがままに見せる事も出来ていないのが問題という事です。 - 短期・中期・長期の改善要素を同時に動かす
学校に限りませんが改善すべき要素というのはその内容によって改善期間が短期・中期・長期と変わってきます。募集が最悪の状態になると大勝負に出ようとしてやけどをする学校もありますが、重要なのはそれぞれの問題点を確実につぶしていく事に他なりません。人が何かを決める時、それを「選ばない理由」は様々です。小さい問題だから大丈夫という事はなく、どの問題も重要なのです。そのためには今すぐにそれぞれの改善すべき要素に対して同時に改善アクションを取る必要があります。例としてWebサイトの修正などは短期的な問題です。しかし教職員の教育などはすぐにできるものではないため中期から長期の改善要素という事になります。私はこの問題点の改善を重視しサポートではこの点の指摘・改善を進めていきます。 - 出来ない事は手を出さない
募集で自滅する学校で多いのがこのパターンです。やれるかどうかわからないのに流行りものに手をだしては失敗をして放置するというケースです。昨今で多いのは学校インスタグラムなどがこの良い例でしょう。インスタ映えという言葉が流行っているからという理由ではじめたはいいものの、結果として見せるべき写真も思いつかずに放置するというわけです。それ以前に募集のために始めたのにどうやれば募集に活用できるかも理解できていないわけです。このようにきちんと継続して続ける事ができないものについてはかえってイメージダウンになるためやらない方が良いでしょう。それ以上にやるべき事は沢山あるわけですから貴校にあった戦略、ツールを徹底して利用するようにして下さい。
学校は今からでも変われます
学生募集の状況が悪くなっているとしても、まだ学校が変わる可能性は0ではありません。但し、今までの感覚で学校運営や広報活動を続けていれば確実に終わりに向かう事になるでしょう。少子化がこれほど進む前からその手法が既に効果を発揮していないわけですから、さらに厳しい昨今の状況で通用するわけもないのです。
プライドやこだわりを捨てて、今学校のために何ができるかを考えて下さい。そして、学生のために何ができるか、何をするべきか、どういう学校であるべきかを真剣に考えてみて下さい。募集のためだけにやるという事ではなく、学生のために学校はあるべきです。そうすれば自ずとどういう学校にすれば良いのか、学生は何を求めているかなどがより明確に見えてくるはずです。
学校が今後も生き残れるかは今残されている教職員にかかっています。諦めずに前を向いて学校を変えていきましょう。
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学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
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