学校への入口の再確認と改善

貴校について対象者が詳しく知る機会というのは様々なところであります。そのいくつかをここで再確認してみましょう。

学校案内

今も昔も学校を知る上では最もポピュラーなものでしょう。そのため、学校を知ってもらうという事についての重要度はかなり高いものとなります。しかし、その事を甘く見ているのか、分かりにくかったり、自己満足であったり、メッセージが届かないものだったりと、まだまだ改善余地が大きいのが学校案内と言えます。何らかのきっかけで貴校を知った方がさらに知るために請求するものですが、学校案内の完成度によってその先に進んでくれるかが変わってきます。どんなにきれいに見えても読みにくい、読む方それぞれの立場を考えてないものは思ったほどの効果を上げられないでしょう。逆に学校案内が改善されれば想像以上の効果を上げてくれます。

学校Webサイト

今や学校案内と並ぶ重要度と言って良いのが学校Webサイトです。Webサイトの場合には最新情報などで「学校の今」を届けられる反面、学校側が届けようとしていない場合には、かえってイメージダウンを招くこともあります。日々の更新作業などのメンテナンスありきの媒体という事を常に心がけていなくてはいけません。学校案内の場合、通年で使用するのが前提の内容となっているわけですが、Webサイトの場合には同じ年度内にかなりの変化があるものです。イベント情報などは特に詳細情報については学校案内では示す事ができない部分を肩代わりする事になりますので、「学校へ来るきっかけ」にするものとしては最重要と言っても良いでしょう。こちらも今では超がつくほどの重要媒体です。

高校の先生などの人経由

自校の進路指導の先生から貴校の情報が生徒に伝わることも当然ながらあります。先生の立場としては中立であるものの、当然ながら「情報のわからない学校」は生徒に説明がしにくいというのは言うまでもなく、高校訪問などの営業活動はそのような時に効果を発揮するものと言えます。そのため、高校訪問などは「紹介してもらう」というよりも、貴校の最新情報を先生にお伝えするものと考えた方が良いでしょう。打算的な訪問の場合ではあまり良い結果を生まないでしょう。

口コミ

今では学校の口コミはインターネットで検索する事も多いはずです。もちろん、先輩から聞く、先生から聞くというのもありますが、検索が簡単な時代ですので、検索されることを前提に考えておく方が良いでしょう。常日頃、自校の事についてどういう情報が流れているかのチェックはしておくに越したことはありません。Yahoo!のリアルタイム検索などでこまめに学校名を入力して検索してみるのもお勧めです。

学校イベント

事前にそれほど調べずに学校主催のイベントに参加する方もいます。いろいろと調べてから参加する方も含め、この学校イベントというのは入学をするきっかけになる可能性も高いため気を抜いてはいけません。いろいろな学校を見ていると分かりますが、学生スタッフなどの指導が行き届いていない学校も多く見受けられます。イベント参加者にとっては学生スタッフは自分の未来の可能性を感じさせるものでなくてはいけません。そのため、指導せずにお手伝いをしてもらっている・・・という事であれば、今すぐ指導体制を作るべきでしょう。その他、イベント当日に特に係りなどを割り振られていない方もいると思います。そういう方は気を抜きがちになりますので、学校に来るからにはイベント参加者に対して悪いイメージとして映らないように注意して下さい。

一つでもNGなら候補からはずれるかもしれません

いくつかの学校への入口をご紹介しましたが、中には「この部分がNGだから候補からはずす」という事も珍しくありません。人の選択基準は様々なわけですが、多くの方が感じるマイナス点というのは影響が大きいと考えてください。

例えば、分かりにくい学校案内はそれだけでNGになる(つまり興味がわかない)可能性がありますし、学校イベントで多くの人は頑張っているのに、一人の教職員が案内もせずにスマートフォンをいじっているのをみかけたなど、そういうちょっとした事でも候補から外れる可能性があるのです。

何がそれに該当するかは人によりますが、どの入口も学校の生き残りをするためには重要な部分ですので、手を抜かずに再確認をし、改善できる点は改善しておきましょう。

 

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