一つの改善で考えられる学生募集への効果

私のコンサルティングスタイルは様々な改善を同時に動かしていくことにあります。改善対象の多くはそれほど時間とコストをかけずにできるものであり、それらとあわせて中長期の改善を並行して走らせていく事でより大きな効果を積み上げていくことになります。今回は小さな改善であってもその波及効果は小さくないという事例を紹介したいと思います。

Webにおける小さな改善の一例

最初に書いておきますが、優先して改善するべき部分は学校によって変わってきます。もちろんどの学校にも共通のものは存在しますがアドバイスをする際にはその学校の置かれた状況や時期及び環境要因などを踏まえ、優先的に改善すべき点から進めていく事になります。その中で私が共通して改善した方が良いと思うものに「新着情報の見せ方」があります。

新着情報は学校が今伝えたい最新の情報を知ってもらうためのものですが、この表記についての学校のスタンスは様々です。公式サイトを見てすぐにわかるところに新着情報を置いているところから、スクロールする事で新着情報が見える学校、場合によっては新着情報が存在しない学校もあります。

広報担当者からすればたかが新着情報だと思うかもしれませんが、これが実に深い意味と効果を持つと考えています。

ここで質問です。貴校サイトを訪れるユーザーはトップページをしっかりと見てくれていると思いますか?残念ながらこれへの答えは「そんなこともない」です。アクセス解析を見ればよく分かりますが、そもそもトップページだけを見て離脱する方はかなりの数に上ります。その方がどこまで見たかは別としても、トップページから先に進みたいと感じていないのは間違いないわけです。トップページは他のコンテンツへの起点となるものですからこの時点でトップページの役割が効果的には果たせていない事になります。

本題に戻ります。新着情報の見せ方によるメリット、デメリットなどを個別にみていきましょう。

  1. 新着情報がファーストインプレッションで見えるところにある学校
    言うまでもなくこれが理想です。なぜならファーストインプレッションで見える所だけをみて離脱する方が意外と多いためです。そして人は最初に表示されたものをみて、リピーターであれば前回訪問時との違いを直感的に判断します。新着情報に変化があれば、新しい情報がある事に即座に気づきますし、学校がアクティブである事を示す事ができます。
  2. 新着情報がスクロールした後にある学校
    同じくトップページにはあるものの、新着情報にはすぐに気づかないサイトです。これは一見問題ないように見えますが、ファーストインプレッションで変化を見せる事が難しいため離脱率を高めてしまうと考えています。たかがスクロールと思うかもしれませんが、「されど」スクロールなのです。加えて即座に気づく場所にない事もあり、新着情報の更新に手を抜く学校が出てきます。つまり、広報担当者の意識としてもページ下部に持ってくるのはマイナスです。言い換えれば目立つところに新着情報があれば、古いお知らせが継続してある事は好ましくないと普通なら感じるはずです。結果として発信するニュースを探すようになるための自然と更新頻度も高くなります(もちろん何でもかんでも更新すれば良いわけではありません)。
  3. 新着情報が存在しない学校
    これはもう最悪です。先日、ある学校が不祥事で話題になったのですが、そのサイトを見てみれば新着情報枠が存在せず学校からのアナウンスを出そうにも出す場所がないものがありました。これは教育を行う学校としては致命的な問題です。大切なお知らせが生じてもそれを発信する場がないのはWebサイトを持っている意味もないといえるでしょう。こういう学校はそもそも公式サイトを放置する傾向があるため、結果として募集への効果も著しく低くなると考えられます。

小さな改善で意識も変わる

前述の例では新着情報の場所を変えるだけで様々な効果がある事がご理解いただけたと思います。大袈裟だともし感じたのであれば、それは実際に起こっている機会損失に気づかないようにしているだけだと断言できるでしょう。

実際にはWebに限らず小さな改善というのはいくらでも可能です。それこそ1年間毎日やったとしてもこれ以上の状態がない状況というものはできません。つまり常に改善の道はあるという事です。私のコンサルティングではこの改善を続けていく事で常に「今よりもベター」な状態を構築し、それを積み重ねる事で効果の出る状態にもっていきます。

中には簡単な手法で結果を出したいと思われ広報担当者もいるでしょうが、そういう上辺だけの手法では結果として長続きしません。大切なのはどんな時でも改善を続ける姿勢です。そうした努力を続ける事で学生募集の効果はより高いところで安定していく事になるでしょう。

ほんの些細な事でも長い目で見て改善の意味はあります。手を抜かずにやるか、あるいは手抜きをするかの違いで数年後の学校は大きく変わる事でしょう。

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