いろいろな学校の栄枯盛衰を見てきたものとして今回は少し厳しい事を書かせて頂きます。タイトルだけを見ますと営業トークに見えますが、そうではなく「多くの学校にとっての現実」と真剣に捉えて頂ければ幸いです。

学生の減った今と学生がいた時期を比較してみる

現実を直視して頂くためにまずはいくつかの比較をして頂きます。学生数が減少している今と定員が集まっていた時期(不合格者を普通に出していた頃)を以下の項目において比べてみて下さい。

比較項目

  1. 学生数
  2. 授業料収入
  3. 広報予算
  4. 教職員で”やる気のある方”の数
  5. 資料請求数
  6. イベント参加数
  7. 学生募集へのモチベーション
  8. イベント回数
  9. 休日出勤の回数
  10. ストレス

比較した結果はどのようなものだったでしょうか?

おそらく私のサイトに来られる学校の場合には、8~10以外はほぼ間違いなく減っていると思います。

8~10については多くの学校がパターン通りに行けば増える事になると考えています。学生数が減少しているため募集イベントを増やして対象者との接触機会を増やす事になりそれに応じて休日出勤も増えてきます。当然ながら教職員のストレス(加えて不安感)は大きくなっていきます。これは別に珍しいケースではなくよくある形だと私は考えています。

冷静に考えてこれでも自力で改善できると思いますか?

この記事を読まれている全ての学校とは言いませんが、多くの学校はもはや自力での改善は難しいというのが私の本音です。このまま残念な事に学生数は減少していく道をたどる可能性が高いと考えています。

その理由を一つ挙げるとすれば、上記の4が大きいと考えています。学生数が減少すると自ずと年収は減っていきます。賞与がまず減らされますので年収ダウンは避けられないわけです。そうなると、やる気のある(仕事が出来る)方で転職を考える方が出てきてもおかしくありません。

ここで考えて頂きたいのがそう言う方がいた時でも学生募集の状況を改善できなかったのに、そう言う方がいなくなったのに改善できるか?と言えば、確率はもちろん0ではありませんが、その成功率が下がる事は明白です。もちろん、残った方が仕事ができない方と言うわけではありませんが少なくとも募集を行う頭数が減るという事は好ましい状況とは言えないわけです。

通常、学生数が減った学校で広報を含む事務系の方が退職すると予算の関係で補充が見送られる事は珍しくありません。つまり、人数が減った状態で募集活動を行う事も普通にあるわけです。そうなると益々自力改善が難しくなるのは言うまでもありません。

どうすれば学校が生き残れるか?

今回のテーマが自力での改善が難しい学校が多いというものですので、当然、何らかの形でアドバイザー(あるいは新しい風となる人物)を入れる方が成功確率が高くなるのは間違いありません。しかし、その際にはつまらないプライドを捨てる必要があります。

ただ、脊髄反射的に「ほら、やっぱり営業だ!」などと考えないで欲しいのです。いや、ある意味まだそんな風に考えている余裕があるならば貴校はまだ安泰かもしれません。本当にまずい学校はそんな事も考えられないと思います。

過去にも何度も書いていますが、学校改善のための意見をストレートに伝えてくれる方全員が当てはまります。少なくともずっといる教職員は新しいアイデアが出にくくなっているのは間違いないですし、募集改善に最も邪魔と私が考える「上下のしがらみ」のせいでアイデアがあっても言い出せない事も多いと考えます(これは本当に厄介です)

そのため、学校の悪い部分、良い部分を客観的に損得抜きで伝えてくれる方が最も望ましいのです。その代表格はやはり在学生でしょう。在学生は入学した理由もリアルに持っていますし、また学校の問題点についても今まさに感じている所があるはずです。この入学した理由こそが、まだ見ぬ対象者へ活用できるヒントになるはずです。

そう言う方の意見を聞いて学校に入学する理由を再検討しても良いのではと思います。なお、よくある広報担当者が回答項目を作った選択式のアンケートでは意味がありませんので念のため。

貴方の目の前には実際には様々に募集に有用なものがあると考えています。それに気づいて活用するもしないも貴方次第だと思います。ただし、今後はさらに厳しくなっていきます。

今なら間に合うものであっても、さらに状況が悪くなると間に合うものも間に合わなくなるでしょう。本気で動くなら余力が少しでもある時にして下さい。既に定員を半分以上割れているのであれば、アドバイスを受けても改善の可能性がかなり低い事は認識しなくてはいけません。なぜなら定員が大きく割れている事実こそが「入学しない理由」になってしまうからです。

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