貴校はコンサルタントにどこまで情報を出せますか?
今回は少し突っ込んだ話をしたいと思います。貴校はコンサルタントに依頼する時にどこまで詳しい情報を出せるでしょうか?実際のところ、重要な数値を一切明かさないというところもあります。
情報共有は可能な限りして下さい
私自身の業務について言えば、細かい数値につきましては基本的に私からお伺いする事はありません。メールサポートという少し特殊な立場からこの点は学校に任せていると書いた方が正しいと思います。そのため積極的に状況を細かいデータまで教えてくれる学校から、全く情報を出されない学校まで様々です。
これのいずれが「貴校にとって」良いかは言うまでもありません。きちんと情報を共有頂ける学校の方が何倍も結果はよくなりますし、こちらからするアドバイスもよりピンポイントで行える事となります。
学校側が数値を出してこない気持ちはわからないでもありません。一つには恥ずかしいというのもあるでしょうし、こんな悪い数値を学校以外の方に伝えて万が一洩れたらと考える方もいるでしょう。
この辺は守秘義務がありますので当然ながら洩らす事はないわけですが、それ以前に今は数値の悪い学校の方が圧倒的に多いためそういう心配をされる事はそもそも意味がありません。
入学人数などは公開データとして世の中に出ているわけですし、コンサルタントでなくてもその学校の経営がどういう状態かなどは一目瞭然なわけです。そのためわざわざ隠す事に何の意味もないという事は理解しておくと良いでしょう。
データがあればアドバイスもより具体的に出せるものです
総合的に見れば「学生が集まっていない」の一言で片づけられるかもしれませんが、それには理由があるものです。例えば資料請求数が激減しているのが大きな原因であるかもしれませんし、イベントへの参加が減少しているのかもしれません。単純に誰にも名前が知られていないというブランド力の問題もあるでしょう。結果として言えば集まっていないにつながりますが、それぞれの情報(数値等)が分かる事でどこを優先的に改善すべきかが見えてくるものです。
場合によっては某大学ではありませんが教職員の不祥事で一時的に数値が激減している可能性もあるわけです。その場合だと機械的に資料請求数を増やす施策だけでは効果は少なく、ブランディング戦略も仕掛ける必要があるわけです。
単純に定員割れが2年続いています・・・だけでは大雑把過ぎてどこから手を付ければ良いか分からないものです。数値の悪い所のテコ入れをして改善すれば、それだけ素早く良い状態に近づけるかもしれません。
数値を見せない事に意味はありません
私自身の見解ではありますが、学校側が各種の数値をコンサルタントに見せないというのは正直意味がないと考えています。その契約形態にもよるとは思いますが、学校がどれくらい厳しい状況であるかを知っておいてもらう事は貴校にとって何倍も有用だと思います。
私自身、問い合わせを頂く学校はどこも「かなり厳しい」としか考えていません。余裕がある学校がそもそも私のサイトを読むわけもありませんし、それこそ自分達で何とかする自信もあるでしょう。そのため、問い合わせている時点・・・、それ以前に当サイトを読んでいる時点でその学校はかなり厳しいと認識された方が良いと考えています。
もちろん問い合わせ段階でものすごく細かい数値を共有頂く必要はありません。定員割れであるという事は調べればすぐに分かりますので伝えて頂いても構いませんが、そういう文言がなくてもたいていは定員割れだと私は考えています。それくらい今は珍しい事ではないのです。
特に今から高校訪問をしようと考えている所であればかなりの確率で経営は厳しい所なのでしょう。
学校が生き残るための戦略を遂行するにあたり、いろいろな方の助けを乞う事になると思います。それは何のためにするのか?を考えれば、情報共有を適切にされた方が結果が良くなるのは間違いありません。
少しずれたアドバイスをもらうくらいならば、直接患部に効果的な薬(=アドバイス)をもらう方が良いわけです。まだ誰にもアドバイスを求めていない場合など、いつこういう状況が来るか分かりません。その際に、もし相手を信頼できると思うのであれば、出しにくいデータも積極的に最初から共有するようにして下さい。
きっと貴校にとってより良いアドバイスを受けられるはずです。

学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
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