改善したくてもその余裕がないという問題
最近私が感じている大きな問題点として「改善したくてもその余裕がない」という事です。改善するべき部分は分かっていても時間的余裕がない場合はどうすれば良いのでしょうか。
改善アクションを阻む大きな障害
ここ最近、無料会員プランのお申込みが増えています。私視点で言えば「ありがたい」と言う事になるのかもしれませんが、実際のところ2017年度の募集が終わったもののその結果が思わしくなく、また2018年問題もちらついているというのが一つの理由ではないかと思っています。
おそらく2018年を待つまでもなく2017年度募集で極めて厳しい状態になった学校が多いのではと感じています。当方のこのサイトのアクセス状況(読まれているページ等)を見ても3月30日くらいから今までとは違う緊張感を感じています。
そんな中、ここ最近感じるのが「問題点は分かっていてもアクションに移す余裕がない学校が多い」と言う事です。
ケースとしてはいろいろと考えられます。例として
- 広報担当者が少なすぎて(あるいは一人広報)手が回らない
- 広報と一般業務の兼任のため広報だけに時間を割けない
- 広報担当者のノウハウ不足により一つひとつの工程に時間がかかってしまう
このようなものが挙げられるかと思います。
要はやるべき事は分かっていても事実上時間的に「できない」というわけです。ある意味これが私の考える最も大きな広報の壁であり、今後の学生募集における障害なのではと最近強く感じている次第です。
当方の無料会員プランによる定期巡回でも、簡単な修正項目でもなかなか直せないという事が実際に出ています。
私自身が問題だと思うのはこの期に及んでも兼任をさせている学校です。広報担当が一人であり、かつ他業務との兼任の場合にはこの厳しい時代にあってはもう学生募集は難しいというのが正直な気持ちです。少子化でなければ広報体制に多少の問題があっても学生は集まっていましたが、今はそんな片手間な事で集まるほど甘くはありません。きちんと戦略を練って学生獲得に動かなければ極めて厳しい状況なのです。
広報は考える時間が作り出せないといけない
広報担当者というのは実際に何らかの業務をこなすだけが仕事ではありません。それこそシンキングタイムがなければ良い案などは出せません。
広報業務はルーチンワークではないため、昨年と全く同じ・・・というわけにはいかないのです。時代にあわせて柔軟に戦略を練らる必要があります。
もちろん、新しい戦略だけではなく、昔からある堅実な広報戦略も行わなければなりません。昔以上にやる事が多くなっている現在、兼任で何とか出来るという事はまずないと思っています(但し、在学生とのコミュニケーションをとるなどの時間も取る必要があります)。
外注は解決策にはならない
それではモノによっては外注で行けば良いのでは?と思う場合もあるでしょう。例えばWeb更新などがその一つに挙げられます。この点は個人的にはあまり賛成ではありません。その理由として
- 何気に結構コストがかかる
- ノウハウを知らないままに外注すると言うがままになる
- Web制作会社は学生募集のプロではないためその視点での更新ができない(重要!)
- 週末などに何かあっても休み明けしか対応ができない
- 予算がなくなって残るのはノウハウのない広報担当者(そしてこれは現実に起こります)
- 外注先は校正はクライアントがやると考え、広報担当者は外注先がやると考えてしまう(そのために起こるミス)
このようなものが挙げられます。
私自身は広報担当者は少子化時代には様々なノウハウを持たないといけないと考えています。広報担当者が多くの知識を持てばそれだけ学校にはコスト面でも余裕ができますし、募集戦略の幅も広がっていくわけです。もちろんノウハウがある方がより良い体制作りのために外注を使うのは構わないと思いますが、ないのであれば、広報担当者自らが学ぶ方が後々効果をあらわします(もちろん外注しつつ学べるのであればそれでも可)。
だからこそ、もしそういうノウハウが現時点で不足しているのであれば、それを学ぶ時間も確保しなくてはいけないのです。そのため兼任は勧めないと私は書いているのです。兼任させれば学校の通常の事務作業などははかどりますが、その反面、募集状況は悪化し、結果として学生の減少を招き、学校存続が厳しくなっていくのです。
改善したくても思うようにできない学校は多いと思います。しかし、それを良しとしてそのまま放置すれば確実に貴方自身の学校は悪い方向へと進むでしょう。改善するべき点は何としても改善しなくてはいけません。改善なくして学生募集の成功もありません。
出来ないなら、どうやれば出来るようになるかを考えて下さい。
私のサポートでそのお手伝いができるのであれば、是非お声をおかけください。Webの改善のみならず幅広く学生募集改善のためのアイデアを出させて頂きます。メールサポートでもこんなにいろいろとできるのだという事を是非実感して頂ければと思います。
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学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
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