新年は形から入る戦略はやめませんか?
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
2020年最初の記事は「新年は形から入る戦略はやめませんか?」です。もう見せかけの募集戦略を悠々とやっている時期ではありません。
形から入る募集戦略に未来はあるのか?
学生募集セミナーなどでも形から入る重厚感のあるテーマのものはありますが、広報現場の長い私が正直に言いますと、そういう形から入るものはパワーポイント上はすごく見えますが、その実、中身が薄いと思っています。などと新年早々言うと誤解を受けそうですので言い直しますが、大きな変革を題材とした募集戦略はそもそも実行に至るまでの時間が長くかかりすぎる問題があります。
考えただけで膨大な時間がかかる事が予想される戦略は実際には広報担当者のやる気をそいでしまうため、結果として話を聞いただけで終わる事も珍しくありません。
この手の手法はまだそれ程までに少子化が進んでいない時代であれば構わないのですが、多くの学校では明日をも知れない状況になっていると思います。つまり、そんなやり方では間に合わない可能性の方が高いと私は考えています。
私の学生募集コンサルタントとしてのスタンスはそういう始めるまでに疲れてしまうようなものを中心には据えません。いや、中心には置くもののそれだけを動かすわけではありません。
短期と長期をうまくかみ合わせてどんどん進めていく必要性
では、私ならどうするかと言えばきわめてシンプルです。短期でできるものと前述のような長期にわたるものを同時に動かしていきます。と、このように書くと「うちもそうだ」と言われるかもしれませんが、私の言う短期のものは即日動きます。今日アドバイスして今日改善してもらうものもあります。そういう改善案が週に何個も届きます。そのため本当の意味で短期間に多くのものを変えていきます。メールコンサルティングだからこそこのスピードで出来ると自負しています。
とはいえ、募集戦略においてはどうしても時間のかかるものもあります。例えばカリキュラムの変更などはすぐにはできません。また学校のサポート内容なども即日変わるものではありません。多くの教職員が絡むものはどうしても時間が結構かかりますのでそういうものを影で進めつつ、短期で直せるものはどんどん直していきます。一度私の定期巡回メールを体験頂ければ分かりますが、私が言っているこの「どんどん」が嘘ではなく本当にすごいスピードであることが分かるはずです。
現状によってやるべき事とスピードは変わってきます
先ほど「どんどん」進めていくと書きましたが、当然ながら学校によってその内容は一律ではありません。正直全く違います。例えば根本的に改善部分が多い場合にはベース部分から検討してもらう必要があるため、時間がものすごくかかります。特に広報担当の学内での力が弱いほどこの点の改善には時間がかかります。
その逆にベースにはあまり問題がない場合には具体的な募集案を検討するなどより短期で結果が出やすいものに即座に取り掛かれます。
学校の置かれた状況によって即座にできるものとそうではないものが大きく分かれるため、現状が悪ければ悪いほど戦いは厳しくなると言えます。
また4月で年度が替わりますが、募集が厳しい学校が年度替わりから新しい事を検討しよう・・・などという呑気な考えであれば高い確率でうまくいかないと考えています。それこそ思いついた即日から行動を起こす気がなければいけません。そんなカレンダー通りに動いてうまくいくくらいなら既に学校は何とかなっているはずです。
学生募集が厳しく定員割れが続いている学校はもっと強く危機感を持たなくてはいけません。学校がなくなるかどうかの瀬戸際にいる事を認識しなくてはいけないのです。
実際に学校がなくなるまでは実感が持てない方は多いでしょう。しかし、学校の未来を決める時期はもう目の前に迫っているのです。
年始早々焦らせる話をさせて頂きましたが、2020という区切りの良い時だからこそ厳しい事を書かせて頂きました。貴校が生き残るために今すぐにできる事を「今すぐ」始めるようにして下さい。

学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
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