多くの学校で広報担当者が悩む事として教員が広報活動に非協力的なケースがあるという事です。学生募集は広報だけのアイデアで乗り切れるものではありません。特に少子化が進む昨今、教員側の協力と意識改革は今後の学校経営改善に重要なポイントとなるでしょう。

なぜ教員の中に広報に非協力的な人がいるのか?

複数の教育機関での経験から、なぜ教員の中に広報に非協力的な人がいるのか?について考えられるポイントをいくつか箇条書きにしたいと思います。

  • 広報は自分の仕事ではないと考えている。
  • 忙しくてそんな暇はない。
  • 学校の未来に興味がない。

大まかにみて、この内のいずれかに入るのではと考えています(物凄く大雑把ですのでツッコミはご遠慮下さい^^)。

広報は自分の仕事ではないというのは、確かに黙っていても学生が集まっていた時代であればこれで問題ないでしょうし、これは言い換えれば、広報側としても「広報に口出ししてほしくない」という時代があったためとも言えます。その結果、お互いが不可侵な状態になったという事です。

次に忙しくてそんな暇はないという事については理解できるでしょう。私自身は広報担当者でありながら、担任と授業ももっていましたが正直物凄く大変でした。それこそ広報業務が疎かになるくらい大変でした。授業時間だけ授業をやれば良いのではなく、その準備、学生のフォロー、その他やる事は沢山あるわけです。

さて、ここまでは納得できる理由だと思います。

しかし、最後のは問題外です。実際には時間的余裕があっても学校の未来に興味がないタイプの方はいます。要は万が一学校に何かあっても、他の学校で教えるから問題なしと考えている方です。だいたいどの学校にもこういう第三者的な認識の教員というのはいるものですが、こういう方は最も広報的視点を理解しにくい方なので厳しいと言えます。こういうタイプに限って賞与が減らされると文句を言ったりするものです。

教員に協力してもらうために

多くの教職員にとって今ある学校がなくなるのは困るわけです。しかし、経験上学校の本当のところの経営状態(具体的な数値)は教職員の一部しか知らない事もざらです。

学生が集まっていない事で「うちの学校はちょっと厳しいなぁ」とは思っていても学校が廃校になる事までは具体的にはイメージできないものです。そのため、今一つ広報に本腰を入れて協力してくれないという事が起こるのです。

私個人の考えとしてはある程度のメンバーには財政状況をきちんと伝えるべきと考えています。それこそ「うちは来年で募集をやめます」といきなり言われたらびっくりするわけです。そんな事なら早く言ってくれればもっと協力できたのに…と考える方もいるでしょう。もちろん、風土的に全体に伝えても問題なさそうであればそれでも構いませんが、口の軽い方がその中にいると学生に話がもれ、いずれ多くの方が知る事になるので注意が必要です。全体のモチベーションが下がっている学校ほどこういう話は漏れやすくなります。

具体的に学校の経営状況の悪さが分かると人は意識を変えるものです。それまでは非協力的であった方は積極的に学校を改善していくためにアクションを取ろうと考えるものです。そしてそう言う方が増えなければ学校の生き残りは難しいわけです。

広報と教員で自由な意見交換をする場を設けましょう

学生募集の状況が悪いと教員と事務方(広報)との仲は悪くなりがちです。お互いに責任を擦り付け合うためにこういう事態が起こるわけです。しかし、それらの状況はお互いの意見を直接ぶつけあわないために起こるものです。また伝える事に意味のない悪口の言い合いは時間の無駄でしかありません。

誰が悪いどうこうではなく、何をするかについて話し合わないといけないのです。

また、広報からは例えばイベントなどで教員にやってもらいたい事などをきちんと伝えるべきなのです。教員がやりたい体験内容ではなく、体験イベントという限られた時間の中で「学校のファンになる可能性の高い」ものをやってほしいと伝えるべきなのです。

教員側からもそれらの結果を出すために広報にやってほしい事を伝えるべきなのです。そうする事で学校に興味を持った方により良い意味で納得してもらえるのです。

諦めるのはいつでもできますし一番簡単な選択肢です。しかしそれでは終わりしか見えてきません。学校が生き残るためには学校で働く教職員が一丸とならなければいけないのです。

是非早い段階で教職員間の関係を改善させる事をお勧め致します。

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