今回は少し厳しい事を書かせて頂きます。先日、「私立大学の運営法人、約4割が赤字」というニュースが出ていましたが、専門学校も含めるとかなりの数の学校が赤字である事は想像できます。しかし、そんな状況であるにも関わらずまだ危機感が足りない学校が多いと思っています。

基本的に何とかなる事はありません

私自身、長らく学校で働いていましたが募集状況が悪くても危機意識とは縁のない教職員というのは結構多いものです。この点についてはこういう学生募集関係のサイトを探してブログ記事を読まれている貴方であれば実感しているのではないでしょうか?特に広報担当者は教員以上に募集の数値に日々直面しているわけですから危機感はかなり大きいと思われます。

正直、毎年のように入学者数が減少してくると現実に対しての感覚が麻痺して「もしかすると来年は良くなるかも…」という根拠のない期待をしてしまう事もあると思います。いや、ある種の現実逃避のようなものとも言っても良いでしょう。

しかし、はっきりと申し上げます。

「何とかなるなんて希望を持ってはいけません。かなりの確率で何ともなりません!」

と言う事です。おそらくここ数年、「今年こそは」と期待をもって募集を行っていたと思います。しかし、結果として期待通りには行かなかった学校は多いはずなのです。母数が減り、大学全入時代となり、自分の実力以上の学校も目指せる時代になっている事は素直に認めないといけません。

中下位校などについて言えば、今までは自校に入っていたような層がさらに上を目指す状況になっているわけです。必然的にそういう学校については募集が厳しくなるわけです。

その中で選ばれるにはいつもお伝えしているように、自校の立ち位置を明確にしなければいけないわけです。それこそ偏差値などに関係なく入りたいと思わせる学校にならなくてはいけないのです。そういうものがなければ、今後の募集が何とかなる事はまずないのです。

至急の意識改革が必要です

定員が集まっていない学校は最低でも今、学校が持たれているイメージからの脱却を図る必要があります。赤字経営と言う事は少なくともイメージが良いか悪いかと言われれば決して良い方ではないわけですから、少しでもイメージがよくなる・・・というよりも変えるべくアクションを起こす必要があります。

そのためには教職員の意識改革はとにかく重要です。働くものの意識が変わらなければ学校を根本から変える事などできません。学校は変化を嫌がる保守的な方が多い職場ですが、もはやそんな悠長な事を言っている場合ではないわけです。それこそ生まれ変わった学校と感じられるくらいの変革を起こす覚悟が必要なのです。

この事は別に学科構成を変えましょうと言いたいわけではありません。今ある学科構成であっても学校のイメージを変える事が出来ないわけではありません。

少なくともそういう状態に持っていくには、今のままの意識で臨んでも難しいでしょう。

今の学校は問題だらけと考えましょう

このような話を書きましても実感が湧かない方はいるでしょう。そういう方はこう考えて下さい。

「貴校は今、問題だらけなのです。カリキュラムもサポートも人も全部問題だらけで至急の改善アクションが必要なのです。」

ご自身のいる学校に自信を持っていればこう言われると「カッ」とするかもしれません。しかし、残念ながらこの事は当たっていないとしても外れてもいないはずです。少なくとも完璧な状態でないのは理解頂けるでしょう。

確実に言える事として「入りたいと思わせる何か」がないのは間違いないのです。この事は学校としては致命的です。ここまで来ればちょっとやそっとの改革ではもう間に合いません。前述の通り、生まれ変わったと思えるくらいの改革が必要な学校も多いでしょう。

学校が大きな変化を感じさせなければ、今までのイメージでしか見てもらえません。それでは募集はうまくいくはずもないのです。学校が生き残るには教職員全員の意識改革に加え、改善アクションの早急な実行が必要になってきます。その開始が遅れれば遅れる程、廃校というものが現実として押し寄せてくるでしょう。

もう逡巡している時間はそうは残されてない事を認識しなくてはいけません。

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