さらに厳しくなる専門学校が生き残る道

専門学校にとってはさらに厳しい時代になっています…などという事は私が言うまでもなく現場にいる方がお分かりだと思います。厳しい中、どのように生き残りをはかれば良いのでしょうか?

クリック率1位はこんなキーワードでした

Search Consoleのデータで学生募集の羅針盤へのアクセスの中で最もCTRが高いキーワードの組み合わせは何だろうと直近3ヶ月のデータを見ていたところ圧倒的に「専門学校 生き残り」というキーワードでした。CTRは65.5%とそこそこの表示回数にもかかわらずかなりのクリック率(クリックスルー率)でした。

ちなみに本記事執筆時点(7/7に書いています)においてこのキーワードで検索をすると下記のページが1位で表示されました。

専門学校が生き残るために考える事

確かにこの記事なら読んでしまうかもとは思いましたが、それでもこの手のキーワードで検索している方がそこそこいる事が専門学校の危機を表していると強く感じます。

大学無償化で専門学校はどうなる?

2019年5月10日に成立した大学等修学支援法により大学だけではなく短大、高等専門学校、専門学校が無償化の対象となりました。これはある意味「追い風」と考える方もいるとは思いますが、この法律の結果、今までは学費がなくて進学をあきらめていた層が進学することになりますので、法施行前と比べれば全体の進学率が上がる可能性は高まります。

では専門学校にとっては追い風か?と言えば、個人的には「学校による」と考えています。元より今までも学費の関係で4年制大学ではなく期間が短い短大や専門学校を選んでいる方はおりますが、専門学校で働いていた身としては、そもそも学費に関係なく最初から専門を考えている方もいるのはわかっています。

今では大学も専門学校の「ような」ところも増えましたが、それでもやはり大学と専門学校では専門分野のカリキュラムには圧倒的な違いがありますので、本当に何かをやりたい方が専門学校(あるいは専門職大学)を選択するというのは不思議な事ではありません。

大学でも専門学校のようなものも増えていると考える方もいるかもしれませんが、現場から見ればその中身の違いは歴然です。

過去の負の遺産が学校の未来を左右する

専門学校は言うなれば「手に職」をつけるための近道です。やりたい事が決まっている方にとっては専門学校というのは好きな事を学べる場であり、夢への第一歩であることは間違いありません。

その部分をどれだけ魅力的に伝える事ができるか?そして夢への第一歩に「本当の意味で近づける」と思わせる事ができるかが肝であると思います。

今は昔とは違い、学校の情報はいくらでもネット上に存在します。学校のWebサイトではうまい事を書いていても、実際の口コミは悲惨なものという専門学校も多くあるわけです。

今まで学生に対してとっていた行動が、そのような負の遺産としてネット上には残っています(もちろん大学も同様)。

学校によってはそういうネガティブな状況で募集を行わなくてはいけません。少しの手抜き、少しの手間を惜しんでしまった事でそれらはどんどん積み重なっていき、もはやどのような広報戦略を行っても手遅れという学校もあるでしょう。

はっきり言えば、生き残れる学校は学生ときちんと向き合い、要望に応え続けてきた学校だけです。それ以外の、学生に対してまっすぐに向き合っていなかった学校については生き残りは極めて難しい時代であると言えるでしょう。

インターネットがなく、口コミも知り合い以外からはなかった時代とは今は違うという認識は強く持たなくてはいけません。

専門学校が生き残れるかどうかは、今までの学校の行いに大きく左右されるでしょう。

単純に「学生を増やしたい」とだけ考えている学校はおそらくうまくはいきません。「学生のためにまだ何かできる事はないか?」と考えている学校であれば生き残りの可能性は十分あるでしょう。

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