今回は全学校に共通の極めてシンプルな学校改善指針をご紹介したいと思います。本記事に沿って検討して頂ければ貴校が何を優先するべきかが分かるはずです。本指針はできる限り学校教職員全体で考えるようにして下さい。個別に考えてからどなたかが取りまとめて一つの資料にするでも構いません。

なお、ポイントとしては「難しく考えない」という事です。シンプルに誰にでも理解できるような回答で構いません。

シンプル学校改善指針

1.学生が集まっていない理由を明確化する

最初に学生が集まっていない理由を明確化していきます。なぜ集まっていないかを認識していなければどこをどう改善すれば良いか分かりません。当然ながら理由が一つであるはずはありません。考えられる理由をすべてピックアップして下さい。

例:競合校に圧倒的に〇〇が負けている、就職率が悪い、カリキュラムが分かりにくい、設備が悪い、立地が悪い、ブランド力がない、授業に工夫がない、学生のやる気がない、教員のやる気がない等

2.基本方針を決める

学生が集まっていない理由を元に、大きな柱となる学校改善計画方針を決めます。この柱は以降の細かい改善を行う上での大前提となります。例えば「圧倒的牽引能力の育成」(あくまで例です)を柱にする場合には、これが全ての改善アクションの根底にあると考え具体的な施策を考えていきます。当然ながら広報の打ち出し方もこれを意識したものにするという事です。要は大きな方向性です。

忘れてはいけないポイントとして必ず競合校を意識するという事です。対象者は比較の上で進学先を決めるためその視点抜きで考えてしまうと独りよがりな戦略になってしまいます。

3.早急に改善可能なものをピックアップする

本記事を読まれている学校の場合、かなり切羽詰まった状態である可能性が高いと思われます。その場合、長期目標だけを立てて改善アクションを実行してしまうと実現する前に無駄に終わってしまうかもしれません。そのため、早急にアクションに移せる項目をピックアップして優先する必要があります。その上で中長期目標も遅滞なく動かしていきます。

4.3でピックアップしたものの具体的な改善アクションを検討する

頭ですぐに行動に移せると思ったとしても現実はそうはいきません。ピックアップした項目について責任者を決めて詳細を詰めて下さい。複数の短期目標を行う場合にはそれぞれ責任者を決めて実施案を策定してもらって下さい。

  • 誰が?
  • どのくらいの期間で?
  • 何をやるか?
  • 何をゴールとするか?
  • コストはどれくらいか?
  • どういう効果が見込まれるか?
  • 効果測定の方法は?

これは一例ですが、ただやるだけではなくそれぞれの効果測定方法なども決めておくと良いでしょう。難しいものである必要はありません。大切なのは結果ですのでその過程を自己満足的に面倒にする必要はありません。また年功序列などは無視し、それぞれの短期目標に対して向いている方を責任者に任命して下さい。役職などはこの際無視して行う方が良いでしょう。それまでの指示系統の結果で学生が集まっていないわけですので。例えば新規でソーシャルメディアを強化しようという場合には対象者層に近い若い方を起用するなどです。

こちらも2と同様に競合校を必ず意識して改善アクションを検討して下さい。

5.新たに生じる問題をクリアにしていく

策定した改善アクションが必ずしも想定通りにうまくいくわけではありませんし、もしそうならばそもそも苦労はしていないはずです。一度決めた内容であっても常にその内容に疑問を投げかけて改善を加えていくようにしましょう。

学校の改善は実は極めてシンプルな事

現実として学校に学生が集まっていない場合には焦ってしまうと思われますが、学校の改善そのものは実は極めてシンプルなのです。難しく考える事はなく、純粋に「進学先として自分の学校を選択してもらう」だけです。そのために足りないものは何か、どういう事が決定打となりうるかを考えるだけの話です。

競合が強ければ強いほど乗り越えなくてはいけないハードルは高くなりますが、そういう場合にはあえて競合が勝負していない全く別の視点で勝負を挑んでみるという戦略も有効です。競合の強みで勝負するほど勝ち目のない事はありません。

新たに提供した視点に対し、対象者に魅力を感じてもらえれば勝機も出てくるというわけです。

学校が生き残るために最もシンプルな言葉を書きますと「ファンになってもらう」という事に尽きます。ファンほど心強いものはないのです。現在は負けている競合に勝とうとするとなかなかモチベーションが上がらないものです。そうではなく、学校を好きになってもらう、ファンになってもらうにはどうすれば良いか?と考えればいろいろと考えられるはずです。

必ずしも一番強く大きい所を誰もが目指すわけではありません。何かを選択する理由というのは意外な程にバラエティに富んでいるものです。是非何ができるかいろいろと考えてみると良いでしょう。

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