学生募集シンプル・シンキング

今回は「学生募集シンプル・シンキング」をテーマに考え方を書きたいと思います。実際のところ本記事に記載の内容を理解し、貴校にあてはめて戦略を考えればたいていの学校で何らかの結果が出ると考えています。後は皆さんが考え、そして実行するかどうかだけにかかっていると言えるでしょう。

本記事の内容は新年という事もあり私が常にお伝えしている事をシンプルにまとめたものです。

学生募集シンプル・シンキング1・・・比較の中で勝つ

学校に限りませんがどんなものでも運営側ではなく対象者側の視点になって考えると意外と簡単にどこから手をつけるべきかが分かるものです。

いつも述べている事ですが、かなりの確率で対象者は複数の学校からどこに進学するかを決めるものです。その比較対象の学校の中で総合的に最も希望に合致した学校を選択するという事です。そのため、その比較の中で勝つにはどうすれば良いか?という事になります。

貴校においても競合校は当然あると思いますので、貴校にその競合校を加えた学校グループを項目別にそして客観的に評価し、その中で改善可能なものを見つけすぐに改善アクションに取り組む必要があります。

学生募集シンプル・シンキング2・・・強みを目立たせる

一般商品においても比較の上で最後に残る商品というものには決定打というものがあるものです。決定打となるものは、たいていの場合その商品においては「目立つ存在」であると言えます。これは学校においても同じで目立つ強みがある事で決定打となる可能性が高まる事になります。

中途半端に全てが平均点よりやや上を狙うよりも、目立って強い所を作る方が確実に対象者に響くものです。何でもできる優等生ではなく、特化したものがある学校を目指しましょう。

学生募集シンプル・シンキング3・・・弱みは気づかせない

最後に対象者に選んでもらうには「気になる弱点」がない事が必要です。どんなに良い点がある学校でも弱みが足を引っ張る可能性は否定できません。強み以外がそれほどの強みではないのはまだ許せますが、足を引っ張るレベルで弱点となっていると募集においては大きな問題となります。

私の募集戦略では弱みは目立たない(許容できる)レベルまで底上げする事をお勧めしています。良い点よりも悪い点が目立ってしまっては勝てる戦いも勝てなくなります。なお、隠そうとしても弱点は見えてしまうものですので、できる限り許容範囲になるまで改善するようにして下さい。

学生募集シンプル・シンキング4・・・現状の学校は悪い所が多数あると認める

学生が集まっていないという事は現在の貴校にはいろいろな悪い問題が存在する事になります。非の打ちどころがない学校の場合にはさすがに定員割れなどの事態にはなりにくいものです。学校が変わるためには現在の学校には問題が多数あると客観的に認めなくてはいけません。

ストレートに言えば学校は教えるという場であるため、プライドの高い方が集まっており、そういう方の存在が学校改革の邪魔をしている事が多くあります。広報担当者が改善アクションを起こそうと考えても教授陣の反対によりアクションが起こせないという話はよくある話です。

ご自身の指導内容やカリキュラムに自信を持つのは悪い事ではありませんが、学生が集まっていないという事はそれほど求められているものでもないと認識し、今とは違うものへと改革をする意識を持たなくてはいけません。

学生募集シンプル・シンキング5・・・変化を分かりやすく伝える

この5番目のポイントは極めて重要であると言えます。「そこそこの」改革では学校が変わった事が伝わる事はないのはご理解頂けると思います。

学生募集を立て直すための改革を行う場合には、広報的にも「分かりやすく」伝える工夫が必要となります。せっかく改善アクションを行ったとしてもその改革を行った事が気付かれないようであれば何の意味もありません。そのため、きちんと行動をした場合にはそれが対象者に伝わるようにアピールしなくてはいけません。

以前は評判が悪かった学校がその評判をひっくり返したケースはいくつもありますが、それらの学校に共通しているのは分かりやすく学校の変化を伝えているという事に他なりません。その新たなブランディングが功を奏したからこそ学校は立て直されたわけです。

貴校においても学校を立て直す改善アクションを取った場合には、それをどう伝えていくかという事はキーとなる事は忘れてはいけません。

新スペシャルテキストを参考にして下さい

昨年末に当サイトにて公開したスペシャルテキスト第十一弾の「学生募集逆転マニュアル 13 のポイント」では大が逆転を狙う学校に役立つノウハウやヒントを多数紹介しております。

どんな学校であっても「本当に良い学校」であれば生き残れる可能性はあります。但し、今のまま待っていては逆転する事はまずあり得ません。

ヒントを生かす事ができるかどうかは貴校次第です。学校には後がないという意識を強くもって改善に取り組んでください。

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