現在私は個人事業主として開業してから約丸10年となりました。今回はその10年間のコンサルティング経験を振り返り、学生募集の改善の結果が出やすい学校はどういうものだったかをご紹介させて頂きます。なお、こちらに書く内容はあくまで個人の所感ですのでこれが全てではない事を先にお伝えしておきます。

学校改善がうまく行きやすい学校とは?

以下はコンサルタントの立場としての考えですので、その点は誤解のないようにして下さい。順不同ではありますが学校改善がうまく行った学校の特長について箇条書きにて書かせて頂きます。

  • 経営者の行動がとにかくはやい学校
    これはもう最重要と言いますか、経営者の決断及び行動がはやい学校の場合にはたいていそれほど待たずして結果が出ています。行動がはやいというのは具体的には私のアドバイスを信じ、それを即座に行動に移してくれるような学校です。成功する理由としては「機会を逃さないため」だと考えています。そもそもアクションを起こさなければどのような良いアイデアでも何の結果も生み出しません。
  • 担当者がきちんと自分の意見を考えて伝えてくる学校
    私のサポートでは自由質問をする場合には必ずご自身の意見を書いて頂くようにしています。「これはどう思いますか?」のような自身の意見を書かれないで質問をされた場合には差し戻しにする事も多くあります。その理由はなぜか?と言えば、自分の考えをきちんとまとめてもらう事で想定以上の良い案が出てくる可能性があるためです。また、ご担当者の考えがきちんと書かれている事で学校が求める方向性がより分かり易くなるため、私からもより効果の出せる案や戦略を伝える事が出来るためです。
  • 意見を真摯に受け入れる姿勢をもっている学校
    私からの定期巡回でお送りするメールはその5割以上が学校の問題点を指摘するものです(その他は企画や募集案等)。つまり、学校担当者にとっては耳が痛い話と言う事になります。実際の所、担当者が行った事について「それはあまり良くないのでこうした方が良い」というような事を伝えているのと変わりませんので、正直、反感を持たれる方もおります。そう言う場合にはなかなか改善が進まず、悪い状態のままと言う事もあります。その反対に私の意見を真摯に取り入れる姿勢を持ち、必要に応じて即座に対応して頂ける学校は改善しやすいと言えます。私はアドバイスの際に、単純に「どこが悪いのでこう直してください」というような感じでの指示を致しません。必ず「細かく理由を書いて送ります。そうする事で私が問題だと感じている理由を認識できますので、それを理解した上での改善アクションを取る事で結果が出やすくなるわけです。
  • 応用力のある学校
    私からのアドバイスの通りに改善して頂いてももちろん結果は出ますが、私のアドバイスは学校の実情を全て把握してのものではありません。そのため、私のアドバイスをさらに応用して学校なりの改善部分を適切に追加して改善アクションを起こす学校はさらに良い結果が生まれています。
  • 決裁権のある方が担当者である学校
    私のサポート担当者の立場がどういうものであるかによっても結果は変わってきます。決裁権のある方がメールサポート担当者として当方の窓口である場合には結果が出やすくなります。その理由は最初に書きました「経営者の行動がとにかくはやい学校」と同様に、私からのアドバイスを短時間でアクションにつなげる事が出来るためです。担当者の意見が上司に通りにくい環境にあると(=改善アクションが取りにくい)、アドバイスをしても一向に何も変わらない事も珍しくありません。
  • 学生が集まっていても将来への危機感を持っている学校
    この点はとても重要です。今現在、ある程度集まっている学校というのは正直危機意識が低いケースが多いと感じています。しかし、実際に学生が減る時というのはそれこそいきなり訪れますし一度減りだすとそれこそナイアガラの滝のごとく減り続ける事も珍しくありません。下がる前から対策をきちんと行っている学校は少子化でも強いと言えます。

第三者の客観的な意見を真摯に受け止められるかで改善度合いは大きく変わってくる

総合的な感想としては第三者の客観的な意見をどこまで真摯に受け止められるかがポイントとなってくると思っています。それに加えて、全てとは言いませんがアドバイスを実行に移す行動力が学生募集改善の必須要件だと考えています。

誰しも問題点を指摘されるのは気持ちの良い事ではありませんが、今よりも良い案というのは大抵の場合存在します。私のような立場の人間の意見がなぜ意味があるかと言えば、学内のしがらみを無視してアイデアや意見を言える点にあると考えています。

学校広報担当者の場合、どうしてもいろいろな方の顔色をうかがわなくてはいけない事はあると思います。しかし、その行為こそが本来改善すべき点を放置している元凶であるのです。

外部のアドバイザーを入れる事で、「その人からの客観的な意見」という事になれば、そういう担当者であっても伝えやすいと思うのです。だからこそ、私が普段からこのサイトでお伝えしているように第三者の意見はとにかく聞いた方が良い(少なくとも損はない)という事なのです。

私自身で言えば、私が学校担当者にお伝えする内容の一部でも実行して頂ければ結果は伴うと自負しています。学生募集の改善がうまくいってない学校は是非前述の「学校改善がうまく行きやすい学校」をお読み頂き、学校の将来のために学校改革を進めて頂ければと思います。

※第三者の意見を聞くべきと書きますと、どうしても営業のように見えてしまうのが恐縮なのですが、実際の所、これは営業云々関係なく本心です。いつものメンツで話し合った所で新鮮な意見は出にくいのは理解できるはずです。

最後に:私の課題

私自身にも課題があると感じています。メールサポートという特殊なサポートであるため、どうしても強制力の弱さを実感するわけです。私自身はアドバイスの内容には自信があり、実行して頂ければ何らかの改善がある事を自負しておりますが、それらは「実行が前提」なわけです。

前述の通り、実行して頂けなければただの机上の空論に過ぎません。アドバイスの際にはかなり細かく改善するべきその理由を書いているつもりではありますが、それでも実行に至らないケースがあるのはやはり私の伝え方に改善の余地があると考えています。

簡単な作業でも結果が変わるケースは経験上もいくらでもあります。少しでも多く、改善アクションを取って頂けるように私も努力していかなくてはいけないと考えています。

2017年最後の記事です。一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

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