当方の無料会員に申し込む学校の状況というのはだいたい二つのパターンに分かれます。一つは定員割れが数年続いている学校で、もう一つは今はまだなんとか定員が集まっているが今後に備えたい学校です。

いずれの学校も求めるのは今後も学校が生き残るためのアドバイスです。どんな情報があれば学校は再生できるのでしょうか?

どこから手をつけるかが重要です

ここ最近私がよく考えるのが「どこから手をつけるのか?」という事です。たいていの学校は「高校訪問を始めたいからノウハウを知りたい」などの要望があるわけですが、私の中では「そこからではないでしょう」という事が結構あります。

もちろん高校訪問を始めたいと焦る気持ちは分かります。ほとんどの場合、高校訪問を始めたい学校というのは年々減少する対象者の母数を何とか増やしたいと考えています。その一つとして「高校の先生から何とか紹介してもらいたい」と考え高校訪問を模索するわけです。

しかし、これではダメなのです。全ての学校がダメとは言いませんがほとんどの学校はダメなのです。特に最初に書いた「定員割れが数年続いている学校」においてはダメなのです。

学生数減少には理由がある

この点を忘れてはいけないのですが、学生数が減少しているのには理由があります。もちろん少子化だから減少していると言えばそれまでですが、そうなると近畿大学は?という話になってしまうわけです。少子化でも学生を集めている学校はあるわけで、集めているという事は集まる理由があるのです。

その反対に学生が集まっていない学校は「集まらない理由」があるのです。あるいは「集まるほどの理由がない」のです。

この点を明確に認識する事なくして「やれ高校訪問だ」、「やれ入試方式を増やそう」、「やれ受験料の割引だ」・・・などとやっても全く意味がないのです。もっと分かりやすく言えば、上っ面だけで何とかしようとしてもダメなものはダメなのです。

最低でも入りたいと思える学校にならないといけないわけであり、学生が減少している学校はこの域に達していない事になるのです。

必要な情報(ノウハウ)は学校によって変わります

もうお分かり頂けたと思いますが、必要な情報(ノウハウ)というものは学校の置かれている状況によって変わってきます。一律で高校訪問をしましょう・・・などとは言えないのです。学校側としては分かりやすい施策かもしれませんが、こういう場合には「急がば回れ」の言葉を思い出して頂きたいのです。

何の準備や改善もせずに急いで高校訪問を行ったとしても効果などは出るわけもないのです。なぜなら学校が選ばれない理由が改善されてないためです。

高校訪問を始めようとする学校は入学者が減る理由を単純に「母数減少」だと考えているわけですが、それはあくまで数値上の理由に過ぎません。本当の理由がそうではない場合にはその施策が意味がない(=効果が小さい)事は簡単に想像できるはずです。

もっと具体的な例を出しましょう。オープンキャンパスのイベントがものすごくつまらないものだったとします。その学校が高校訪問を始めたら確実に出願者が増えると言えるでしょうか?そんな事ありませんよね?イベントの参加数が100人から1,000人になっても「つまらないものはつまらない」わけです。興味の持てないような体験授業の参加者が増えた所でやはり誰も興味など持ってくれないのです。

集まらない理由と集まるほどの理由がないへの対応

年々出願数が減少しているのであれば、前述のように「集まらない理由」への対応と「集まるほどの理由がない」事への対応をしなくてはいけません。

なぜ入学してくれないのか?何で引き付けるか?などいろいろと考える事はあるはずです。それらを見直した状態で高校訪問などを行うのであれば、中身が充実するわけですので結果も変わってくるはずなのです。それを無視した広報戦略を押し進めてはいけません。

今、貴校が何をやるべきなのか?その順番を決して間違えないようにして下さい。

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