今回のタイトルはやや哲学的な感じに見えますが至ってシンプルなテーマです。貴校の在学生はなぜ貴校の在学生になる事を選んだのでしょうか?

特に最近の在学生が鍵を握る

貴校は今まで数多くの卒業生を送り出してきたと思います。100%言える事として、その卒業生及び今いる在学生の全てに貴校を選んだ理由が存在するわけです。

この点はあまりにも当たり前すぎて強く意識する事はないと思いますが、実際にはこんなに身近に貴校が生き残るヒントが存在しているという事に他なりません。

その中でも特に今のような「学校選び放題の時代」にわざわざ貴校を選んで入学した最近の学生からはとても重要な生き残りのヒントを得られるはずなのです。

少なくともそれらは募集上有用な「貴校が選ばれた理由」であったのは間違いないのです。

大切なのはそれらの理由を募集に生かすつもりで活用する事

多くの学校で新入生に対し「入学生アンケート」などを取っていると思います。しかし、本当の意味でそれらのアンケートを有効活用している学校はそれほど多くないのではと私は考えています。

学校によっては入学してからかなり経過してからデータがまとめられて、それこそ忘れた頃に情報として共有されるわけですが、その時期はその年の募集戦略の方向性はほぼ決まっているため、それらのアンケートを元に何らかの変更を加えようと考える方はあまりいないはずです。

しかし、募集がうまくいっていないのであればそれらの入学生の声を活用しないのは宝の持ち腐れでしかありません。

また、年間計画を決めたからと言って絶対に方向修正が出来ないというものはそうは多くはありません。入学生が貴校を選んだ理由を参考にしてその理由部分をより強みとして認識してもらうための戦略を練る必要があります。

もちろん貴校を選んだ理由は様々でしょうから、そこからさらに効果を上げられそうなものを複数ピックアップしてどうすればそれが競合に比べてさらに魅力的に映るかを検討すると良いでしょう。

少なくともブランディング要素など打ち出すべきものに悩んでいる場合には、入学生が選んだ理由は大きなヒントになる事は間違いありません。

「それがあるから貴校に入学した」わけで似たような理由で学校を探している方は少なからず他にもいると考える方が自然でしょう。

真似できない要素が特に重要

入学生が貴校を選んだ理由は人により異なるわけですが、当然ながらいくつかに分類されるはずです。例えば、学費で選んだ、利便性で選んだなどです。

そして、それらの要素は大きくわけて二つに分けられます。

  • どこの学校でも真似できるもの
  • 競合にはすぐには真似できないもの

実はこの点は私がクライアントによく伝える部分でもあります。強みとして打ち出しているものがいつでも競合に真似できるものの場合には募集上のリスクになるという事です。

例として学費が安くて選ばれたケースを考えてみます。

学費についてはある意味いくらでも真似できる部分なわけです。絶対的に真似できないものとは違います。そのため、安いだけで学生を集めている場合いくらでもこの点において後発(もちろん既存校も)の学校は優位を取る事が出来るわけです。

そのため、入学生が選んだ理由の中で重要なものは「すぐには真似できないもの」となります。それらから募集上使いやすく打ち出しやすいものを探し、打ち出し方を含めて検討する事で結果が出やすくなります。

今回はショートカットではありませんが、もし貴校がどういう方針で広報戦略を打ち出すかを悩んでいる場合には手っ取り早く「貴校を選んだ」方にヒントをもらうのが良いという話を書かせて頂きました。

これに加えて、貴校のイベントなどに参加しても結果として貴校には入学しなかった方から「入学しなかった理由」を集められればより良い戦略を構築できるでしょう。こちらはなかなか集めにくいデータではありますがやり方次第では集められますし、私自身かなり効果的に「入学しなかった理由を聞き出す」方法を知っています。

とはいえ、その辺はブログでは書きませんので是非いろいろと考えてトライしてみて下さい。

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