【問題別やる事リスト詳細版】獲得対象者データの減少
引き続き当サイトで公開している「問題別やる事リスト」詳細解説の最終回です。
このリストに書かれている事は学生募集に悩む学校の多くが該当する項目だと思います。至急改善行動を起こさなければさらに学生募集の状況は悪化するでしょう。是非本記事を参考にどこをどうテコ入れをするか学校全体で検討し実行に移して下さい。
下記にピックアップした再検討ポイントは一例にすぎません。必要に応じて貴校で検討すべき点については改善案を練るようにして下さい。
今回扱う問題は「獲得対象者データの減少」です。
再検討ポイント1:高校訪問
現状把握
獲得対象者データが少ないという事は高校現場などでの周知が弱い可能性があります。学校を知ってもらうための活動が必要です。
対応策
高校訪問は対象者を増やす代表的な施策の一つで、学生数の減少に悩む学校が真っ先に考える対応策と言っても過言ではないでしょう。
自校に入学の可能性がある高校をピックアップの上訪問し、生徒の皆様へ学校の事を紹介してもらうという事になります。
しかし、紹介してもらうというのは言葉で言うほど簡単な事ではなく、ましてや今まで高校訪問をまともにしてこなかったのであれば、ほぼ間違いなく「勘違い高校訪問」をやってしまう事でしょう。
当方の代行・訪問プランではそういうミスがないように貴校にお伺いしての高校訪問研修を行っておりますのでよろしければご検討ください。
再検討ポイント2:出稿媒体
現状把握
出稿媒体が悪いために獲得対象者データが増えない可能性があります。
対応策
進学媒体に広告などを出している学校は多いと思いますが、その出稿媒体そのものに効果がない場合には当然ながらそこからの獲得データは少ないものとなってしまいます。
紙媒体のみならず、Web媒体も含めて見直しをされる事をお勧め致します。出稿していれば安心という事はありません。本当に必要な媒体は高くても出稿し、そうではない場合にはあえて撤退するのも戦略として必要です。
検討ポイント3:Webの改善
現状把握
資料請求やイベント申し込みなどの窓口としてWebサイトはかなり大きな比重を占めているはずです。この部分が好ましくないと当然ながら数値は上がりません。
対応策
昔ながらの考えですとどうしてもWebサイトは後回しにしてしまう学校も多いものです。しかし、今やWebサイトは広報の要と言えるものである事は間違いなく、ここが悪ければその分、数値も下がると言っても間違いありません。
10年以上もデザインを変えてないような学校で学生募集がうまく行ってない場合には、まずはこのWebサイトのテコ入れを検討すると良いでしょう。
検討ポイント4:ソーシャルメディア戦略
現状把握
学校を知ってもらう方法は過去とは異なりかなり多く存在します。ソーシャルメディアもその一つの方法です。
対応策
ソーシャルメディアに向く学校とそうではない学校もあるのは間違いありませんが、広報予算が限られている現在、使わないのは機会損失である事は間違いありません。学校は知られていなければ出願にはまず結びつきません。
知ってもらうための一つの方法としてソーシャルメディアの運用も検討すると良いでしょう。意外な使い道や効果が発見できるかもしれません。
ただし、中途半端に運用するくらいならば絶対に手を出さないようにしましょう。中途半端ほど悪い事はありません。
検討ポイント5:マーケティング戦略
現状把握
学校であってもマーケティングの感覚は必要です。それらをそれほど必要としない時代はもはや過去であると考えましょう。少子化時代ではこのマーケティングセンスは極めて重要です。
対応策
何らかの戦略を実施する上でストーリー性があるかどうかはかなり重要です。短絡的に広告を出せばデータが集まると考えるのではなく、その先に見える心の動きなども意識した戦略をきちんと考えるようにして下さい。上っ面だけの戦略ほど意味のないものはありません。心を制する者は広報を制します。
例としていくつか検討ポイントをご紹介いたしましたが、獲得対象者のデータが少ないとそのまま出願数減少につながるため問題としてはかなり大きいものとなります。学校を知ってもらう方法はいくらでもあります。何が貴校に向いているかしっかりと検討しましょう。

学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
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