【問題別やる事リスト詳細版】出願数が少ない
引き続き当サイトで公開している「問題別やる事リスト」詳細解説の6回目です。
このリストに書かれている事は学生募集に悩む学校の多くが該当する項目だと思います。至急改善行動を起こさなければさらに学生募集の状況は悪化するでしょう。是非本記事を参考にどこをどうテコ入れをするか学校全体で検討し実行に移して下さい。
下記にピックアップした再検討ポイントは一例にすぎません。必要に応じて貴校で検討すべき点については改善案を練るようにして下さい。
今回扱う問題は「出願数が少ない」です。
再検討ポイント1:インナーブランディング研修
現状把握
出願数が少ないという事は学校をどういう風に認識してほしいかについて教職員自身も今一つつかみきれてないという事が考えられます。教職員全体で学校のブランドに対して共通認識を持つ必要があります。それがなされないと対象者にとっても学校像をよくは理解できなくなってしまいます。
対応策
ブランディングは学校規模に関わらず実施するべき施策ですが、学内での認識がばらけている場合にはその施策はうまくいきません。
そういう場合に有効なのがインナーブランディング研修です。インナーブランディングとは外部に対してのブランディングではなく、内向き(教職員などの関係者)へのブランディングです。
学校の何をどういう風に打ち出していくか、どう考えていくかなど全員の意識を共有する必要があります。全体が同じ認識でいればおのずとブランディング戦略もより強固なものに変わっていきます。
再検討ポイント2:競合調査による差別化
現状把握
出願数が少ない場合、競合との戦いに負けているとも考えられます。それはつまり競合との差別化が徹底されていない、あるいはその比較で負けている事になります。
対応策
競合校を徹底的に調査しお互いの学校にとって有益と感じてもらえる点についての見直しを早急にしなくてはいけません。
学校に限らずたいていのものは比較された上で最終判断を下されます。出願数が少ないという事でその総合ポイント(あるいは大きなマイナス要因)で負けていると考えると良いでしょう。
間違えても自校の中だけで良い悪いを判断するのではなく、対象者と同じ視点に立つようにして下さい。
競合を無視した広報戦略はあり得ません。
検討ポイント3:学校の見せ方の研究
現状把握
学校の素材は悪くないにも関わらず出願に結び付かないケースはよくあるものです。そういう学校は見せ方が悪いケースが多いものです。
対応策
前述の競合との差別化も絡んできますが、どの部分をどう見せるかという事を工夫するだけでも対象者にとっての学校への感じ方は変わってくるものです。
画像、ブログ記事のテーマ、カリキュラム、就職率などの就職サポート、設備、教員、イベント、学校案内、Webサイト、その他あらゆるものの見せ方(打ち出し方)についてより分かりやすく納得できる形はないかを模索してみて下さい。
検討ポイント4:各種サポート(学費、教育、就職、その他)
現状把握
前述の見せ方と似ていますが、こちらは中身そのものの話です。授業が良い事は当たり前の話であり、ある意味そこで戦うのはおかしな話なのです。そこは前提としてそれ以外のサポートでプラスαの加点を狙う必要があります。
対応策
競合と同じような学科にも関わらず学費が大きく異なる場合にはマイナス要素となります。それこそ同じ資格を目指す場合には学費の差というのは大きな問題です。
但し、学費については見せ方であり、あくまで対価として納得できるものであれば問題はありません。
授業をきちんと理解できるかの授業サポート、就職ができると安心できるようなサポートがあるか、その他対象者が魅力的と感じるものを用意するようにしましょう。入学した自分をリアルに感じて、安心できると思えるかが重要です。
例としていくつか検討ポイントをご紹介いたしましたが、出願数を増やす事はとにかく命題と言えます。障害となっているものをつきとめ改善するようにしましょう。

学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
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