今回は高校訪問に蔓延している「行ってくるだけ高校訪問」に警鐘を鳴らしたいと思います。

資料を置くだけの高校訪問に意味があると本当にお考えですか?

学生募集が厳しくなるとここぞとばかりに注目されるのが高校訪問です。私のこのサイトの「高校訪問」ページには毎日多数のアクセスがあります。ただ、あまりに安易に考えている方が多そうでしたので、ページを見ると分かりますが、あえて一部の内容を伏字にしました。もちろん一つには当方のサービスの一つに高校訪問のテクニックを教えるものがあるからというのもありますが(元々サイトに掲載の情報では細かいテクニック部分は書いていません)、どうもここ最近流行の「読んだだけで分かったつもり」の広報担当者が増えている気がしているためです。

とはいえ、全然理解していないのは「訪問数だけを頼りにしたローラー作戦をいまもやっている学校が多い」事にも如実に表れていると感じています。

数を多くまわるという事は必然的にアポイントは取れない事が多く、アポを取れないという事は学校にいっても担当の先生と会えない事が多いわけです。結果として「資料だけでも置かせてください」と言う流れになり、学校の名前の書かれた手提げ袋ごと高校に置いてくる事になるわけです。

冷静に考えてこれが意味があるとお考えでしょうか?

貴方宛の営業が来たと仮定しましょう

以前も書いた事がありますが、この例が分かりやすいのでここでも使わせて頂きます。広報担当者であれば印刷会社などの営業が毎日のように来るのではないでしょうか?私自身、それほど大きくない専門学校の広報をしていた時でさえ、毎日何らかの営業担当者が来ていました。

さて、質問です。アポイントもなしに来て資料だけ置いていった印刷業者に貴方は仕事を頼みますか?

「そういう経験はある」と過去の少ない実績で言われる方もいるかもしれませんが、ほとんどの場合にはそれこそ資料を読まずにゴミ箱に入れる方も多いはずです。所詮、アポなしで突然来る方に仕事を依頼するほどの信頼関係など生まれにくいのです。

実際にはこれと同じ事を多くの学校がやっているのです。しかも今までまともに来た事もない学校がそれですから、高校の先生から信頼を得られると思う方が間違いなのです。それこそそれでも何らかのオファーがあるなら、それは学校に知名度があるか、あるいは余程の幸運だと思うくらいです。

高校訪問代行業者でとにかく安さを売りにしている所は効果は少ない

さて、高校訪問をしたいと思っても実際にはマンパワー不足により学内で訪問者を手配する事が出来ない所も多いでしょう。そうなると高校訪問代行業者に依頼と言う事になるわけですが、実際には一校訪問あたりの単価はピンキリです。物凄く安い所もあれば、その倍くらいの所もあるでしょう。となればどちらを選ぶかと言えば、多くの学校が「数を優先」してしまうのです。

数を優先というのは要は学校に資料を置いてくるだけがほとんどなわけです。場合によっては複数の学校の資料をセットで置いてきます。料金の高い代行業者は事前に学校の事をきちんと調べて話題も用意していき、アポもとりしっかりと学校の話をしてくれるところです。

ここで今回の記事タイトルを見てみましょう。

「高校訪問は資料を置くだけの200校よりもじっくり話す30校の方が効果的である」

いかがでしょうか?私の言いたい事が少し理解できましたでしょうか?特にブランディングも弱い学校などの場合であれば尚更ですが、数だけまわって資料を置いてくるのなら、それはもうやっても大差ないというのが私の考えです。もちろん置いてくるだけの高校訪問が次につながる可能性が0だとは言いませんが、きちんとコミュニケーションをとる高校訪問と比べればその効果は雲泥の差である事は間違いありません。

高校訪問だけは間違えても「質より量」を選んではいけないのです。高くても、訪問できる学校数に限りがあっても「質」を優先する事です。訪問先の選定をきっちりやり、行く事で効果が見込める所に力を入れて訪問するのです。学校とのコミュニケーションをしっかりと取れれば、すぐとは言わないまでもいずれ高校の先生から何らかの良い話があるかもしれないのです。先生も人です。何度も来てくれる学校であれば、信頼できると思ってくれるかもしれないのです。信頼関係の築けていない学校になど大切な生徒を紹介するわけはないのです。

もう一度書きます。資料を置くだけの高校訪問なら今すぐにやめましょう。数が少なくても効果が出る可能性のある高校をピックアップし、きちんと準備して訪問するようにして下さい。30校はオーバーな例ではありますが、少なくとも何百とまわるよりもきちんと意識して行う高校訪問には意味があります。

これから高校訪問を始める学校は特にこの点は絶対に間違えないようにして下さい。もし上司から「とにかく数だ」と言われた場合には、この記事を紹介して説得して下さい。そもそもそう言う事を指示する上司そのものが高校訪問を理解していないわけですから。

もちろん、数もまわれるし、しっかりと話もする予定の高校訪問であれば言う事はありません。そこまでいけば高校訪問については最強です。

益々学生募集は厳しくなります。ポイントを間違えないようにしましょう。

<補足>

アポを取らないでも高校の先生から会いたいと言われる学校はあります。ブランディングや学校の立ち位置次第となります。立ち位置が弱い、微妙な学校はしっかりとした高校訪問を行うべきです。

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