伝え方を変えると広報効果が上がる

今回は伝え方を変える事で広報効果が飛躍的に上がる事もあるという話をしたいと思います。伝え方を変えるとは一つの事実に対して新たな視点を提供する事でもあります。

メッセージは気持ちの動きを引き出すもの

通常、広報メッセージには何らかの意図が込められているわけです。読んだ方から何らかの共感なりを引きだし、その言葉から学校像をイメージしてもらったりするわけです。

例えば「就職率100%」というメッセージがある場合、読み手に対して、将来は安心できるという気持ちを抱いてもらう効果などが期待できます。またサポートが万全という印象を抱いてもらう事もできるでしょう。

言い換えればそのような何らかの気持ちを引き起こさないメッセージは何の役にも立たない言葉の羅列に過ぎないとも言えます。

現実的にはそういう役に立たないメッセージを使い続けている学校も多くありますが、メッセージを作る場合にはその言葉が何を引き出せるかを意識すると良いでしょう。

伝え方を変えると効果的なシーン

通常、自校のセールスポイントについてをメッセージに託す事が多いのは言うまでもありません。自信があるからこそ、それを目立つところにメッセージとして配置するわけです。

そういう良い部分についてももちろん伝え方を変えるのは効果的になるわけですが、最も効果を発揮するのは本来はアピールできないポイントに振れる部分であると考えています。

要はメリットではなくデメリット部分と言った方が分かり易いかもしれません。

一般的に自校の弱い部分を打ち出す学校などはありません。出したところで競合に勝てるわけもなく、魅力と感じてもらうには無理があると決めつけているからです。

しかし、弱い部分も伝え方一つでメリットのように感じてもらう事が出来ます。

私の中でこの手法を「視点変換法」と呼んでいます。相手に対し新たな視点を提供する事でデメリットをデメリットと感じさせない(あるいは、それほど悪いとは感じさせない)テクニックです。

おそらくあまりぴんと来ないと思いますが、たいていの事象についてはこの視点変換が可能だと思っています。

どのような事にも表と裏があり、メリットと思うものにもデメリットが存在し、その逆にデメリットと思うものにもメリットが存在します。

視点変換法ではこれらの表と裏を意識する癖をつけ、それを広告メッセージや学校見学等でのクロージングで活用する事を目的としています。

マイナスをプラスに変える視点変換法セミナー

ここから次回のASUBOセミナーの紹介になりますので、興味のない方は他のコンテンツでもご覧ください。

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競合校に負けている部分が多い学校を対象にします(なるべく予算も人員も余裕がある学校はご遠慮下さい)。セミナーではブレインストーミングも結構実施しますので出来れば同じ学校から2名以上の参加をお勧め致します(もちろん1名でも参加可能です)。

講師である私が言うのもなんですが、かなり脳みそが活発になるセミナーだと思いますので、今の学生募集状況を打開したい!と考えている学校広報の方など是非ご参加ください!

セミナーの詳細は下記リンクよりご確認ください。

マイナスをプラスに変える視点変換法

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