事実を100%伝えきれるかがポイントです
本日のテーマは「事実を100%伝えきれるか?」という事です。実はこの事は極めて重要であるにも関わらずできていない学校が多くあります。
貴校にある事実を100%伝えるための考え方をご紹介したいと思います。
事実を伝えるには繋がりを見つける想像力が必要です
学校案内でもWebサイトでも同様ですが、伝えたい事(これだけは知ってほしい事)というのはあるはずです。当サイトは募集のヒントを紹介するものですが、学生募集において結果を出すためにはそれらの「伝えたい事」をどう伝えるか?という事は極めて重要なのです。
しかし現実には多くの学校(一般企業も含め)においては情報を単なる「情報」としてしか出していない事も多く、結果として募集上の武器としては利用できていないのです。
少子化により学生募集はますます激化してきていますが、そんな中せっかくの武器さえも使えないなまくら武器としてしまっては勿体ない限りです。それらの武器を生かすも殺すも広報担当者次第という事になります。
ここで貴校においての強み(武器)を一つ想像してみて下さい。ここではサンプルとして「グローバル教育」というものにしてみます。ここ最近、この点をうたっている学校はかなり増えています。その中で対象者に意識してもらうためには貴校の「グローバル教育」がどういうレベルなのかを示す必要があります。
実際のところたいしてグローバルでもない(しかもなぜグローバルなのかを書いていない)にも関わらず、グローバルという言葉を安易に使っている学校も見受けられますが、募集において使う言葉はその裏付けがあってこそ意味を持つものであり、裏付けがない状態で使う場合には、他の言葉さえも薄っぺらい印象を与えかねないのです。
ここで意識してほしい事、
「それらしい言葉を使うのは簡単。納得してもらうのは難しい。」
という事です。前述の通りグローバルどころか普通に英語の授業をやっているだけで書いている学校などもあるのが実情ですが、それらには募集上の効果など一切ありません。そこには何の説得力もなく裏付けもないためです。客観的に見て格好をつけて見栄を張っているだけにしか見えません。
説得をするためには想像力が必要という事なのです。想像力があれば言葉一つで貴校を魅力的に感じさせる事ができるようになります。
繋がりの言葉を探してみる
ここで練習ですがサンプルとして出した「グローバル教育」を示す内容を考えてみて下さい。直球で言えば以下のようなものがあるでしょう。
- 英語の授業時間が多い
- 留学期間が長い
- 入学生全員留学必須
- 外国人講師が豊富
- 学内では英語でしか話してはいけないスペースがある
こちらのものはだいたい想像がつく範囲のものですが、もちろんこれらの裏付けでグローバル教育をしていると訴求するのは問題ありません。一般的感覚・・・それこそ私たちのような中年世代からすればうらやましい教育環境であると感じます。
しかし、これらの言葉はだいたいきちんとやっている所であればどこでも使う情報なわけです。貴校をちょっと違うと感じさせるにはどういう見せ方があるかを考える必要があります。
- グローバル教育ってそもそもなんだろう?
- グローバル教育は何を目的としているのか?
- グローバル教育に期待されるものは何か?
このように視点を少しずつずらしていく事で、それまでの裏付けや説得材料とは違った打ち出し方が見えてくるものです。最終的には広報は学校の強みや伝えたい事で学生を集めなくてはいけません。そうなった時に想像力のある方であれば、沢山の引き出しを用意する事ができ、様々な言葉で学校の魅力を伝えられるようになります。
しかし、勘違いしてはいけない点があります。
それは事実は100%までで伝えきる事です。
稀に事実を120%くらいにしている学校がありますが、これは広報ではなく「詐欺」です。現実よりも良く見せるのは広報としては完全にアウトですしやってはいけません。特に学校という教育機関では使ううべき手法ではないのです。
100%出し切るだけでもかなりの魅力を感じさせる事ができるはずです。伝えたい事をどう伝えるかについて想像力を是非働かせてみて下さい。それだけで資料請求数なども変わってくるはずです。

学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
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