高校訪問以外に思い付く改善策はないのか?

長らく学生募集関連のサイトを運営していますと、アクセスされる方のニーズの中に占める高校訪問の割合の多さを実感します。高校訪問のコンテンツを探している方の気持ちを想像しますと、高確率で「学校の状況がまずいから今まであまり力を入れてこなかった高校訪問に手をつけるしかない!」というものではないかと思います。この点を少し掘り下げてみたいと思います。

高校訪問は確かに大事なのですが…

学生が集まっていない学校が今まであまり真剣に取り組んでこなかった高校訪問を意識するのはある意味当然の事だと思います。おそらく「高校訪問をやれば現状が変わるはず(変わるかも)!」と考えているはずです。それは正しくもあり間違いでもあります。

私が間違いでもあると書いた理由は、前述のように高校訪問関連の情報を探して当サイトへアクセスする方が毎日多数おられるからです。即ちどういう事かと言えば、他にも同じ事を考えている学校は沢山あるという事です。つまり、目新しくもない考えですし、貴校だけが競合に先んじたわけでもないのです。どの学校にとっても正直言えば「今更」な施策でしかありません。

他の記事でも書いていますが、高校訪問は即効性のある戦略ではありません。時間をかけて高校の先生と信頼感を築き、その結果として「もしかすると生徒に紹介してもらえるかもしれない」という状況が生まれるわけです。今まで全く訪問していなかった学校が、学生が集まらないからと言って今頃から訪問を始めるのであれば、高校の先生にとってもそれなりに感じられるかもしれません。これは高校の先生の立場になればわかるはずです。それどころか募集に困るより前からずっと訪問している学校があるのですから、どちらが高校の先生にとって心情的に重要かと言えば自ずと答えは出ているのです。

と、ネガティブな事を書きましたが「高校訪問をやめなさい」と言いたいわけではありません。今から始める学校は今から信頼感を築く必要があるため、それだけの時間がかかる事を意識して始める必要があると言いたいのです。1,2回程度行って諦めるくらいなら最初から行かない方が良いでしょう。時間をつかうだけで終わってしまうはずだからです。

高校訪問以外にやる事はいくらでもある事に気づいてほしい

少し私の仕事を具体例として挙げたいと思います。私は定期巡回という事をメインの業務としています。この定期巡回ではWebサイトなどからわかる情報を元に改善案や企画案をお伝えするものです。基本サポートプランのクライアントの場合、週3~4回(ほぼ4回)くらいメールが届きます。そんなに伝える事があるのか?と思うはずですが、5年以上契約が続いている学校が半分以上です。つまりそれくらいの期間が経過しても改善するところはいくらでもあるという事なのです。

高校訪問をする事で現状を打開したいという気持ちは分かりますが、私にとってはそれは一つの改善アクションに過ぎません。本当はそれの何倍、何百倍も改善すべき事はあるのです。

学校は新しい改善アクションを取ろうと考えた時、どうしても中心の一つを主に何とかしようと考えます。今回の例で言えば高校訪問です。これに注力する事で何とか学生募集の状況を変えたいと思うわけです。しかし、やってみれば分かりますが今から始める学校のほぼ100%が近い将来挫折感を味わう事でしょう。すぐに目に見える効果が表れないからです。結果として「高校訪問は意味がない」という意識が生まれます。本来は意味がないのではなく即効性がないだけの話であって、高校の先生と信頼関係を築く事にマイナスはありません。つまり「継続して」高校訪問を行う気持ちがあるならばメリットがあるわけです。ここで「継続」を強調したのは今から高校訪問を始める学校の多くが継続しないと予想できるためです。継続できないのであればかえってマイナスの印象を与えるのでやらない方が良いでしょう。ちょっと訪問して生徒を紹介してもらえる…などという虫の良い話はないのです。

今すぐできる事で分かりやすく結果に反映するものを忘れずにやる事

改善アクションには様々な種類があります。それこそ高校訪問のように時間をかける事で成果が見えてくるものをはじめとして、一か所修正するだけで数値が即座に変わるものまであります。

「え?そんな都合の良いものなんてあるの?」と考えた方はまだまだ広報としての資質が不足しています。

例を挙げてみましょう。皆さんは日々の行動において様々な意思決定をしています。例えば「アイスを買うか買わないか」もその一つです。これと学生募集は実はたいして差がありません。皆さんが日々判断をする際に「これがこうなら買うんだけどな~」と思う事はないでしょうか?例えば150円のアイスを見て「これが140円なら買うのに」などというものです。

スーパーで18時以降に残っている弁当が全部10%引きになるとしたらその時間まで待つ方がいます。この方々の判断には定価よりも10%安ければ買いたいという意思決定が働くわけです。

例が大分それましたが、学校における様々な意思決定でも同じ事が言えます。「こういう資料請求フォームであったら資料を申し込むのに」というのが分かりやすいと思います。例えば資料請求に生年月日がある事で申し込みを避ける方がいます。理由は明白で資料をもらうのに必ずしも生年月日は必要ではないと考えるためです。生徒の気持ちになって書くとすると「なんで学校の資料をもらうのに生年月日を教えないといけないんだよ!」という事になります。住所は当然必要なので問題ないわけですが、生年月日は学校が聞きたいだけの学校都合のためだけにとられる情報です。しかし、対象者にとっては極めてプライベートな個人情報です。私から言わせれば、どうしても聞きたい場合にはもっと先の段階に進んだ時に質問すれば良いという事です。資料請求という大事な接点で不必要にハードルを高くすべきではないのです。

これらも私の中では改善すべき点です。これを直す事でそれらの項目を教える事を良しとしない方がOKに変わるわけです。結果として数値が上がる(かも)しれないのです。

学校のデータベースにその項目があるからとか、聞いておくと後から便利だからというのは本当に目的に逆行した理由に過ぎません。

もしこういう改善を実感してみたいという方は無料会員プラン(毎月限定3校)をお申込み下さい。無料会員ではトップページや資料請求フォームなどの重要部分のアドバイスをメインにしていますので、それだけで数値が変わる事も珍しくありません。

※営業されそうで嫌だと、この期に及んでも考えるならば私が手伝えることはありませんので申し込みをしないようにお願いします。そういう後ろ向きな担当者では私が手伝っても変わる事はないと思います(ちなみに私は開業以来13年目ですが自分からの積極的営業は一度もした事がありません。これは無料会員に申し込みをされた学校様も同様です)。

いずれにしましても、貴校にできる事はいくらでもあるという事を忘れないで下さい。

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