今回は「見せ方」について話をしたいと思います。皆さんは学校を伝えるための見せ方を工夫していますか?

広報は見せ方に何よりも拘らなくてはいけない

まず最初に声を大にして「広報は見せ方には何よりも拘らなくてはいけない」と伝えたいと思っています。現在は広報担当者の人材不足、ノウハウ不足、その他時間的余裕のなさから様々なものが考えられてない状態で世の中に出てしまっています。

学生を集めるために必死になって仕事をしていても、その実、良く考えていないため結果がついてきていないというわけです。

ここで一つ貴校について以下の事を思い浮かべて下さい。

質問「貴校が就職サポートの良さをアピールするとしてどう伝えていますか?」

*中高の場合には以下の質問で考えてみて下さい。

質問「貴校が面倒見の良さをアピールするとしてどう伝えていますか?」

極めてシンプルな質問なわけですが、これについては学校案内やWebサイトに出ていなくてはいけない部分です。そのため、もしこれについての回答がそれらにない場合にはそもそも話になりません。スタート地点にも立てていないわけですので勝てるわけがないのです。

次にこれについての文言やアピールが広報媒体にあるとして、どのように伝えているでしょうか?頭に真っ先に浮かんだものはどのようなものでしょうか?

もしその回答が抽象的なものであれば即刻見直しをしなくてはいけません。あるいは伝え方が弱い場合にもNGです。基本的に対象者が「具体的に実感できる」ものでなくてはいけません。

悪い例をいくつか挙げてみます。

<悪い例~就職サポート編>

  • 就職率100%・・・裏付けがないからNG、また算出方法がないのもNG。
  • 一人あたり2.3件の求人等・・・単純に割り算で出したものに説得力はなし。

<悪い例~面倒見の良さ編>

  • 面倒見が良い学校・・・そのままで具体性がなくてNG。そもそも面倒見の悪い学校はなし。
  • 一人ひとりを大切にします・・・これも抽象的で説得力なし。そもそも当たり前。

他にもいろいろあるのですが、見せ方を考える時にはそれが具体的に実感できるものでなくては意味がありません。面倒見の良さというのは中高などではアピールしたいのは分かりますが、そもそもその逆である学校は本来ないはずですので、それをアピールするとなると、具体的な「何か」がなくては単なる言葉遊びで終わってしまいます。

「○○だから面倒見が良い」

「○○だから就職サポートが良い」

と言うように、常に「○○だから」を入れて考えるようにして下さい。ここに具体的なものが入れられれば見た方の貴校への印象も大きく変わってきます。

見せ方一つで効果が変わるという事を信じていない方へ

上記のような事を伝えても「見せ方だけで結果が大きく変わるわけはないでしょう?」と思う方はいると思います。残念ながらそう言う方はそもそも見せ方を考えた事がないという事が分かります。見せ方をきちんと考えれば結果が変わってくるというのは、きちんとやっていれば自ずと気づく話なわけです。つまり、この事に懐疑的であれば、貴方は広報担当として手抜きをしているという事に他なりません。言い換えれば広報には向いていないので他の担当になるべきなのです。

言葉というものはとても大きな力を持っています。言葉一つで人を動かす事も出来るわけです。それを考えれば各媒体で使う言葉や画像、その他の使い方次第で結果が変わるのは理解できるはずなのです。

進学する学校に悩んでいる方が重要視するポイントというのはある程度は決まってきます。もちろん例外的な視点で検討する方もいますが、多くは学校にある代表的な指標で検討します。

となれば、広報担当がやるべきはそれらの指標での見せ方を真剣に考える事です。当然ながら見せ方を考えるという事はそれを受ける学校そのものがより良い状態になるための努力をしなくてはいけません。

見せ方で感じさせたイメージよりも実際の学校が悪いという事は良くあるケースですが、そうならないようにつとめなくてはいけません。

少子化で学生募集はとにかく厳しくなってきています。しかし、そんな時代でも大きくて有名な学校だけが生き残るわけではありません。貴校の価値がどんなものかを明確に伝え、入学するメリットを感じさせる事ができれば中小規模校でも生き残れるのです。

そのためには広報担当者が出来る事として見せ方を徹底的に考える事は今すぐにでもやるべき事だと言えるのです。

何をやれば良いか悩んでいる時間があるのであれば、今の見せ方で十分なのかどうかを検討してみると良いでしょう。

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