学校広報を経験していると様々な戦略を知る事になると思います。今回は学生募集がうまくいかない学校にありがちな考え方をご紹介したいと思います。私の経験上はかなり多くの学校がこの考えになっていると思います。

広報施策で知っている事は多いはず

広報という立場の場合、日々いろいろな外部業者の方の営業なども受けると思いますが、その関係上、様々な広報施策への知識が増えていると思います。例えばSEO(検索エンジン最適化)について言えば、それはもうかなり多くの電話営業なり受けているでしょう。そして、説明なども聞いていると思います。それ以外のノウハウも話では聞いてると思います。

私の中ではこの状態を「中途半端な頭でっかち」と理解しています。知識やノウハウは知っているけど、使った事がない、あるいはほとんど試してないなどの状態です。結果が出るよりも前に諦めたりもしますので、「中途半端」と表現しています。

もちろん限られた時間内で出来る事などはたかが知れていますので、そういう状態になるのは仕方ないとも言えるわけです。

しかし、この状態が頻繁に行われる事こそが少子化の今、学校広報としては問題と言えるのです。

「知っている」と「やっている」は全く違う

本題です。前述の通り「知っている事」は多くあるはずだと思います。例えば「ソーシャルメディアが大事だ」という事を知っている学校広報は多いでしょう。

しかし、それを知った上で本気で考えて「やっている」学校というのはかなり少ないわけです。

「いや、ちょっと待て!うちは毎日ツイートしているぞ!」

と言うところはもちろんあるでしょう。しかし、それが一方的なツイートだけをしてるだけの自己満足であるならば、やらない事をあまり変わりはありません。それぞれ特性を掴んで、自校にあったやり方で活用する必要があるわけですが、そういう立ち位置を顧みずに他がやっているのと同じような事をやっていては意味などないのです。

なおこの事はWeb関係でなくても同じ事が言えます。

例えば私がよく言う内容として「ファン化を考えましょう」というのがあります。おそらくこんな事を言わないでも「そんなの分かってる」と思う方がほとんどでしょう。

そうなのです。これこそが問題なのです。ファン化するのは誰もが分かっていますが、ファン化する仕組みを作ったり、実行したりと言うところまで進まないのです。だから、知っていても何の役にも立たないのです。

もっと基本の話をしましょう。

「朝は学生に笑顔で挨拶をしましょう。」

いかがでしょうか?これを読んで、良い事だと「知らない」人はいないと思います。朝、挨拶をされて気分の悪い方はそうはいません。では貴校では毎朝挨拶をきちんとしているでしょうか?

おそらくですが、窓口に人が来ない限りは誰が通ってもそれほど気にせずに自分の仕事をしているのだと考えています。もちろん、挨拶している学校もあるでしょうが、そうではない所が大半でしょう。

「知っている」から「やっている」に変えましょう

今回の話を読んで、明日から教職員全員に啓蒙して行動に移す学校は残念ながらほぼ0に近いと思います。理由は簡単で、教職員全員が同じように高い意識であるとは言えませんし、そもそもそんな事を呼びかけるのが面倒だと感じるはずです。呼びかけたところで誰も協力してくれないと考えるかもしれません。

おそらくこのブログを読まれている、つまり学生募集の羅針盤にアクセスしているという事は、学生募集がそれほどうまく行ってない学校の方だと思います。そして、今読まれている貴方はその学校の中では間違いなく学校の将来に危機意識を持っている方だと言えます。

つまり、学校にとっては救世主になるかもしれない方のはずなのです。その意識のある貴方が行動に移すようにしなければ、そもそも周囲の方が動くかは疑問であると言えます。

学校が変わるには何らかのきっかけが必要だと考えています。個人ベースで考えても今までとは違う何かに変わりたいと思う場合にはきっかけがあるものです。

学校全体で変わるというのは個人が変わる何倍ものパワーが必要になります。

そのため、そういうきっかけをうまくつかんでいかなければ変わる事などできないわけです。学校が変わるには何が必要か?どんなきっかけがあれば良いか?というのは学校によって変わりますが、少なくともこの記事を読んでいるというのもそのきっかけの一つだと思います。

もし全体の意識が低いのであれば下記のページを全員に読んでもらうと良いでしょう。このサイトでも人気の高いコンテンツです。

学校経営危険度チェックリスト

うまく行っていない学校の場合、このリストに当てはまる事が沢山あるはずです。正直言えば、1つでもチェックする所があれば問題なのです。

 

おそらくここに書いている事も周知の話だと思います。しかし、それぞれのポイントを改善するために何かしているか?と言えば、ほとんど何もしていないのが実情でしょう。

知っているだけなら誰でも言えるのです。実際に行動する事こそが学校を再生する道なのです。決して知識だけで終わらせないようにして下さい。

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