中小規模校が大規模競合に勝つポイント
多くの中小規模校が少子化にあたり生き残り策を画策していると思います。競合校が大規模校と言うケースも多いわけですが、今回は中小規模校がそのような大規模競合校に勝つためのポイントをご紹介したいと思います。
負けていると思う部分をピックアップする
普通に考えれば大規模校には多くの点で中小規模校は勝てません。それこそ負けていると「学内では」思う部分が多くあるでしょう。
しかし、その負けている部分こそが大規模校と勝負できるポイントとも言えます。
そのため、まずはその負けている部分をピックアップする事から始める必要があります。例として以下のようなものが考えられるのではないでしょうか?
- 設備が古い
- 設備規模が小さい
- 講師に有名人がいない
- 校舎が小さい
- 教室が小さい
- 自慢できるような設備がない
- キャンパスと言えるものがない
- 人が少ないから活気がない
- 文化祭が小規模
いかがでしょうか?これは一例ではありますが、このようなものが負けている部分として存在するはずです。
人の好みはそれぞれである
通常、競合と比べて負けていると感じている部分については広告なども含め、強く打ち出す事はあまりしません。文化祭に来る方があまり多くないのに「にぎやかな文化祭!」などと打ち出す事はまずないでしょう。
しかし、そのような意識で何とか打ち出せる部分を探し続けていくと、正直あまり面白そうではない(興味深くない)学校と見えてしまうのです。無難なところをきりはりした広報になるため当然そういう結果になってもおかしくないわけです。
しかし、ここで忘れてはいけないのが、人の好みはそれぞれであるという事。
全員が設備の新しい学校を探しているわけでもなく、有名講師に期待しているわけでもない。校舎も大きいからいいわけでもないわけです。
その事を念頭に置いた上で全てのポイントに対して前向きな発想を持つことこそが中小規模校の広報では重要なのです。
教室が小さい場合のメリットを考える
ここではサンプルとして「教室が小さい場合のメリット」を考えます。
大規模校ではそれこそ講堂さながらの教室画像を使って「すごいだろ」と言わんばかりの演出をしますが、大教室には多くのデメリットもあるわけです。
例えば、代返が蔓延、授業をまじめに受けない方も多数、寝ている方も多数、結果として講師もやる気が出ない・・・などが起こる可能性があるわけです(あくまで一例でありきちんとしている所も沢山あります)。
では小さい教室のメリットは何か?
いろいろありますよね?あえて私からは書きませんがいくらでもメリットが出てくるのです。実はそれ以外の負けている部分もこうやって考えるとメリットがいくらでも出てくるのです。
キャンパスと言えるものがない場合には、教室移動が楽なので云々・・・などですね。多少強引ではあっても相手が納得できる例をさらに盛り込むと説得力がついてきます。
つまり、中小規模校が大規模競合校にかつポイントは、負けている部分の伝え方にあるとも言えます。もちろん、独自のものがあればそれを打ち出すのは当然ですが、負けていると思う部分を放置していると、それが何の意味も持たなくなるばかりではなく、もったいない損失ともなるわけです。
是非、今一度、何をどう伝えるかを検討してみる事をお勧め致します。

学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
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