ここ最近の研修参加者の傾向として面白い現象が起きています。それは自腹で学びに来る方が増えているという事。ここから見えるものはなんでしょうか?

自腹で研修を受ける方が増加しています

ここ最近私が驚く点としまして、当方のカフェ研修の参加者として自腹参加者がとても多いという事です。これはどういう事なのか?

と、思ったわけですが、よくよく考えますと私がいた学校でも研修費用はなかなか申請しにくい状況だったことを思い出しました。そもそも日々の業務で忙しく研修にも行かせてもらえないという事も多く(学校にもよりますが)、なかなか自分のスキルを上げる事というのがOJT(On-the-Job Training、オン・ザ・ジョブ・トレーニング)では難しいと感じていました。

学校業務であればOJTで覚えれば済む話ですが、広報の事となると話は別です。そもそも在職している学校ではやってこなかった広報施策などは業務で学べるわけもなく、そうなると自分で勉強するしかないわけです。しかし、勤務時間中は新たな事を覚える時間も余裕もないというのが一般的なのではないかと思います。

結果として、自分が新たなスキルを覚えるために「自腹で」私のような外部の研修を受ける方が増えているのかなと感じています。

自腹で受講する方に出会っては「素晴らしいなぁ。この学校はまだまだ頑張れる」と思うわけですが、おそらくそこまでして技術をつけようと思う方は極めて稀だとも感じています。

多くの方はそもそも「給与」を貰うために働いているため、自腹を切ってまで研修に行く(しかも土日)と言う事はしないでしょう。

なお、この話を読んで、「近くの方が参加しているのだろう」と思う方がいるかもしれませんが、私のカフェ研修は自分でも驚く事に新幹線を使ってまで受けに来てくれる方が多いのです。本当にありがたい事ではありますが、そこまでしても学びたいという方はその学校にとっても貴重な人材だと思います。

厳しい今こそ学校は研修に参加させるべき

学校というものは一般的なお店などと違い、学生数が減ってもそれほどやる事が変わりません。カリキュラムを作る時間が短くなるか?と言えば、人数に関わらず同じですし、教室の数が急に減るわけでもないでしょう(空き教室は増えるでしょうけど…)。

そう言う意味では学生が減っても、それほど大きくは業務にかかる時間が減るものではないと考えています。逆に、学生数減少による給与の減少、それに伴う退職者が出てもそれを補充する予算がないばかりに業務が増えてしまう事はあるはずです。そして、しわ寄せが一部の方に行ってしまい、その方も嫌気がさしてやめるという悪循環に陥るわけです。たいていそういう学校の管理職は自分の仕事を増やしたくないばかりに退職者のしていた業務を肩代わりする事をしません。つまり、若手に仕事が集中する事になるのです。

個人的には学校あるあるの一つだと思っていますが、このような状況であれば学校が生き残るのは本当に厳しくなっていきます。

こういう時だからこそ、仕事を押し付けるのではなく、新たなノウハウを学ぶために研修などに参加する時間を作るべきだと思っています。研修やセミナーにはもちろんメリットだけでなくデメリットもありますが、少なくとも講師が長い年月にわたって経験した事を短時間で学ぶ事が出来るわけですから、その受講姿勢によってはかなり効果的なものとなるでしょう。

私自身の研修についても手前味噌ではありますが、参加者が「来てよかった」と思うようなものにしています。テキストしかり、内容しかり、すぐに行動に移せる内容のものを指導しています。

学校としては転職されるのを防がないといけない

実は今回のテーマにはもう一つの視点があります。それはやる気のある方は転職してしまう可能性が高いという事です。少なくとも私はそう考えています。やる気のある方は常に自分を高めようと努力しているわけですが、自分のまわりのやる気やポテンシャルが低い場合などは転職が脳裏によぎるものです。

「なんでこんな所で働いているのだろうか?」

「なんでこの人の下で働いているのだろうか?」

という意識が生まれたりします。自腹で学びに来るような方は意識が高い方であり、他の学校でも通用する(期待される)人材であるとも言えます。そう言う方を学校に残す事が出来るかどうかは学校次第なのです。

そのため、研修に出たいという方がいれば、学校がバックアップするという姿勢を見せる方が長い目で見て有用だと思います。

自校の広報担当が新たなスキルを覚えれば、少なからず今後の学生募集が変わってきます。しかし何のバックアップもせずにいては、スキルが急に上がる事などあり得ません。

是非、学校が生き残るために、そして、やる気のある有用な人材に残ってもらうためにバックアップ体制をきちんと用意しておきましょう。

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