どの学校でも見学者や説明会参加者にできれば質問してほしくない事というのはあるはずです。もしそういう質問が来たらどのように回答していますか?

聞かれたくない質問程、回答は統一しておく必要性があります

個人的な経験から言いますと、聞かれたくない(=触れてほしくない)事については学校内でも深く話し合う事はありません。例えあったとしても、それについて共通の見解、そしてそれについての質問が来たときにどのように回答しましょうと決めている学校はほとんどないと考えています。

よくある質問につきましては、それこそ水を得た魚のようにどなたでも同じような回答をするものですが、このように触れてほしくない質問が来ると、回答に困ったり、「非公開です」で誤魔化したり、適当にあたりさわりのない回答をしたりと様々です。

しかし、今後の少子化、そして高校の先生の指導などを鑑みますに、この手の質問こそ共通認識の回答を用意しておくべきです。もちろん暗記というのではなく、方向性だけでも構いません。

退学率を例にして考えてみましょう

では、ここで特に退学者が多い学校では触れられて欲しくない「退学率」を例にしてみましょう。学校で働いた私がもしどこかの学校の見学にいったら確実に聞きたい質問です。これの回答次第でその学校の内部が結構見られるからです。

回答例としてまずいものは「非公表」「非公開」の類です。さすがに情報公開の時代の今、この回答をする学校はそんなにいないかもしれませんが、この言葉は「最悪の数字だから言えない」と捉えられてもおかしくありません。退学率が悪くなければそもそも隠す必要などないのです。そのため、かえって数字を大きく予想される可能性もあるためお勧めできない回答です。

では答えるにしてもどこまで答えると良いか?という話になります。私は常に相手の心理を読んで、不利な状況でもなるべく良い印象を与える方法を考えるようにしています。この例では退学率が高い場合、それはもう事実なわけですので隠すより見せ方を考えるべきなのです。

一般的なのはそのままストレートに「数字」を答える事です。しかしその数字というのもよくありません。これもまた想像させてしまうからです。10%だとして、クラスの1割は退学してしまうわけですから入学を検討する身としてはいろいろと考えてしまうわけです。

  • 指導が悪いのではないか?
  • やる気のない人が多いのではないか?
  • 授業が面白くないのではないか?

その他、様々に悪い想像が駆け巡るわけです。しかし、現実にはそうではない理由で退学率が高い可能性もあるわけです。

つまり、中途半端な回答にする事でかえって悪い印象を与えてしまうのであれば、学校のイメージが良くなるような見せ方(もちろん嘘はダメです)を考えるべきと言う事です。

学校にもよりますが、広報は多くの学生を見ているはずです。ある意味中立的な立場で学生、学校、講師、授業などを把握しているはずです。

それらを総合的に見て、どういう風に回答するのが良いか?それを案として検討して見て下さい。

ポイントとしては「余計な想像をさせない事」そして、「良い印象を持ってもらえるような情報を付加する事」です。

ただし、これらは全てその学校が良い学校であるという前提です。こう書きますと「自分の学校を悪いと思う人なんていない」という意見もあるかもしれませんが、そんな事はまずありません。常識人が一人でもいれば、良し悪しの判断は必ずしています。教職員から見て「悪い学校」であれば、根本的な問題なのです。学校を見直すのが先決です。

 

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