ノウハウが少ない広報担当者が学校を救う!?

今回のテーマは少し驚かれる方も多いと思いますが、ずばり「ノウハウが少ない広報担当者が学校を救う」という話をしたいと思います。ノウハウが少ない方が学校を救うというのは理解不能だと思いますが、これはある特定の状況下での話です。

学校コンサルタント目線での広報担当者についての話

今回の話は学校コンサルタントなどの外部からアドバイスをする人間がいるという条件での話です。私のようなコンサルタントからしますと、そのアドバイスの窓口となる担当者によって成果の出やすさが変わってくると考えています。ここではまずその担当者の違いでどういうメリットやデメリットがあるかをご紹介したいと思います。

  1. 担当者がトップ(経営者や校長等)の場合
    今までの経験で見ますと、私の窓口となる方が学校の経営者やトップの方である事は意外と多くあります。メリットは何と言っても決定権を有しているという事に他なりません。決定権があるという事は私からのアドバイスの実施について自身で判断できるため、稟議書云々の面倒な事もなく、スピーディーに改善アクションが進みます。その反面デメリットとしましては、立場上業務が多岐にわたっているためなかなか忙しく情報共有が遅れがちになる事もあります。もちろん担当者によって異なりますが傾向としてそういうデメリットはあります。
  2. 担当者が広報管理職の場合
    広報実務が豊富であり、かつ広報上の決定権を有している方です。広報の管理職という事で広報実務を経ている方が多く、アドバイスをした場合に細かい説明がなくても理解してただけるというメリットがあります。また管理職であるため改善アクションへの実行もはやくなります。年齢層としてもトップ層よりも若い事が多いため、最新の広報ツール等もすんなり取り入れやすいのも利点です。デメリットはトップと同じく忙しい方が多いため情報共有がこちらも遅れがちになります。
  3. 担当者が一般の広報担当の場合
    いわゆる広報上の決定権までは持たない広報担当です。若い方が多いためSNSを含めた最新ツールにも詳しい事、そしてまだそれほどの実務経験がない方も多いため吸収力がある事がメリットです。デメリットは1,2と異なり決定権がないため、アドバイスをしてもなかなか実行に至らない事もあります。これは学内での人間関係がとても関係してくるのですが、意見を伝えやすい風土の学校の場合にはまた変わってきます。また、コンサルタントとの契約をトップなどがしている場合、担当者そのものはコンサルタントに抵抗感を持っているケースがあります。このケースが最もやりにくいケースであると考えています。中途半端に「自分はできる」と考えている広報担当者は最も成果が出にくいかもしれません。もちろん中途半端ではなく実力のある担当者も多くいます。
  4. 担当者が新人広報の場合
    意外とこのケースも多くあります。学内の広報担当者が退職し新たに広報担当になるケースです。この場合、学校広報をよく理解していない事も多いため、それこそ0からのスタートに近い事もあります。メリットはノウハウがない分、アドバイスをフラットに吸収できる点です。デメリットとしてはアドバイス内容を自分の学校の状況を踏まえて応用する力が不足している点でしょう。

ノウハウが少ない広報担当者の大きな強み

前述の4にあたるような担当者の場合、広報のノウハウというものはほとんどありません。他業種の広報経験者が入る事もありますが、実際のところ学校広報と一般企業の広報では気を付けるべき部分も全く異なります。

しかし、そんな学校広報についてのノウハウが少ない広報担当者には大きな強みがあります。既に少し触れていますが、吸収力の良さです。自身は何も理解していないという事を理解しているため、コンサルタントのアドバイスを素直に聞き入れる傾向があります。広報経験が長いほど自身の経験が邪魔をしてしまい素直にアドバイスを聞けなくなる事もあります。もちろんコンサルタントのアドバイスが100%上であるとは言いませんが、やはり様々な学校のお手伝いをしているという意味では経験値が全く異なりますのでその点をどう考えてもらえるかという事になります。

時として経験の長い広報担当者の場合、自身の考えに固執してしまい、結果としてそのままずるずると状況が悪くなる事も多くあります。

コロナ禍で生き残る学校になるための考え方

ここで理解して頂きたいのは、以前の成功事例が必ずしも今でも使えるわけではないという事です。例えば今のようなコロナ禍では以前の成功事例が通用しにくいのは言うまでもありません。多くの学校が学生を減らしていたという事は、それらの学校での経験があまり通用しなかった事になります。

私の学生募集のスタイルは心理マーケティングをベースとしたものです。と言ってもかなり我流ではありますが、要はそれぞれのアクションに対して対象者がどう考えてどう行動するかをイメージして戦略を考えるという事です。心を読まない広報施策よりも断然心を意識した方が良い結果がでます。それができるかどうかで非常時の募集は大きく変わります。そして、なんと言っても予算に頼らない(ここで言う予算とは数千~数万円規模の小さいものではありません)戦略を考えるという事です。

コストをかければそれに応じて結果が大きくなる…なんて甘い話はありません。ダメな戦略は何をやってもダメなのです。だからこそ心を読む必要があるのです。

現在、多くの学校が募集に悩んでいると思います。資料請求は減少し、イベントの申し込みは少なく、またキャンセルも多いという状況です。学校に限りませんが、これほど厳しい状況というのは滅多にありませんが、それでも募集をしなくてはいけないのです。となると、これらの問題をどう捉えるかが肝となってくるわけです。

  • 資料請求が増えないのはなぜか?
  • イベントの申し込みが少ないのはなぜか?
  • キャンセルが多いのはなぜか?

全体ではなく個別に考えていく事で対応策(少なくとも今よりはベターな方法)が見えてくるはずです。完璧な方法などはあるはずもありません。少しでも現状よりも良い結果を出す方法を生み出す必要があるという事を忘れないで下さい。そこにこそ現状を打破する方法が隠れているのです。

そして、広報ノウハウの少ない方ほど先入観がないため、こういう事を考える時にスムーズにアイデアが出るものです。是非いろいろと対象者の立場に立って考えてみると良いでしょう。

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