Web時代に学校広報担当が覚えると良いスキル例
情報の収集方法が以前と比べ大きく変わってきた今、学校広報担当者も新たなスキルを習得する方が効果的な広報活動を行えるのは間違いありません。対象者の情報の共有の仕方も基本的なものは残しつつも(例えば学校の先生経由で知る等)大きく変化してきていますので、その事を意識した上で積極的に学校広報担当として様々な事を覚えていく必要があります。
SEOの知識は覚えておくと物凄く役立ちます
一つ目のお勧めのスキルは何といってもSEO(検索エンジン最適化)のスキルでしょう。SEOと言うといまだに外注するものだろう?と考えているとしたらかなり古い考えだと認識して下さい。今は一般企業も含め社内で実施するインハウスSEOなどが盛んとなっており、担当者レベルでSEOのスキルを習得する事は経営戦略上も重要となってきています。
特に中小規模の学校の場合、広報予算が湯水のごとくあるという事はないはずです。限られた予算内で学生募集で結果を出さなくてはいけないわけですが、自身で出来るものであれば覚えておいて損はないどころか、覚えておかなくてはいけないところまで来ているのです。
SEOの目的は人によって考え方は様々ですが、学校で言うならば、多くのキーワードでの検索露出を上げる事による認知度の上昇、加えて自校Webサイトへのアクセスアップによる資料請求、イベント参加などの増加を狙います。
私の経験では「1位にあったからここが一番だと思い入学しました」と言われた事もありますので(実際には1位が1番良いというわけではありません)、上位にある事がどれだけ意味がある事かは十分予想がつくでしょう。
SEOは外注に出しましても必ずしも上位に上がるわけではありませんし、中には悪質なSEO業者もいますし、個人的には何も分からないなら尚更外注するべきではないと考えています。
特に昨今はコンテンツの重要性が高まっていますので、広報担当者によるSEO施策でも十分結果を出せる可能性があるわけです。
一般的な学校サイトは学校名を含むキーワードでのアクセスがほとんどです。つまり、学校を知らなければアクセスされないという事になります。しかし、SEOのスキルを覚えれば一般キーワードでの集客の可能性も出てきます。覚えない理由などないのです。
何気に便利な画像処理ソフト
私はいろいろな学校サイトを見ていますが、その多くは学校ブログなどで掲載する写真の画像処理をしていません。ここで言う画像処理とは簡単なもので、例えば暗い写真を明るく補正するなどを指します。
「それくらいいいのでは?」
と思う方もいるかもしれません。実際、そう思っているからこそ暗いまま掲載しているのでしょう。しかし、写真の与えるイメージというのはバカにならないのです。どんなに良い写真でも暗ければ暗い印象を与えてしまいます。しかしちょっと明るくしてシャープにすれば、それだけで写真に躍動感が伴います。つまり、写真を見ただけでプラスの印象を与えやすくなるのです。
私が学校広報在職時は写真は全て明るくそして少しシャープに補正していました。天気が悪い場合にはその他の補正もする事がありましたが、少なくとも写真を見た人が「暗い学校」と思わないように修正していました。
なお、この作業がもっと重要になってくるケースもあります。例えば調理などの学校の場合、その作った料理写真が暗かったらどう思われるでしょうか?はっきり言いますが、「まずそうな料理を作っている学校」にしか見えないのです。
そんな学校に行きたいか?と言えば、私はNOなんですね。おいしそうな料理を自分も作りたいからこそ学校に通いたいわけです。ブログで紹介されている料理がまずそうなら、他の学校を考えるかもしれません。
ちょっとした時間で補正は出来るものの、広報の方は少しの時間を惜しんでしまい手抜きをしがちです。画像処理ソフトのスキルは基本的な事は覚えておきましょう。
あわせて画像の形式や画像サイズの事などを理解しておくといろいろな所で役立つでしょう。
今後はカメラスキルも有用です
広報と言えばカメラでのイベント撮影など様々に行うでしょう。しかし、いくら写真を撮ったとしても、それが広報制作物で使う事が出来るかは別問題です。アングルなども含め、適当に撮影しただけでは単なる記念写真にしかなりません。
広報はその上を行く「魅力的に見える写真」を撮る必要があるのです。良い写真を多くストックしておけば、様々な状況で利用可能です。
そのため、写真を上手に撮るスキルを身に付けておくとカメラマンを雇わないでも良くなる事もあります。
加えて今後はさらに動画を広報に使う事が一般的になるでしょう。ビデオカメラのスキルも同じく覚えておくと何かの時に役立ちます。市販の書籍などで勉強しておくのも良いと思います。
今回紹介したものは一例でしかありません。これ以外にもソーシャルメディアの運用方法なども重要ですし、いわゆる文章構成力はより重要になってきます。学校ブログなどを日記レベルで書いている所も多くありますが、どうせならそのブログ記事からもアクセスがある方が良いわけです。
どんな目的の方に探してほしいか?と意識しながらブログを書いていくと、長い目で見てアクセス数は底上げされていきます。
今まで広報に求められてきたスキルももちろん大切ですが、情報を知る手段としてかなり大きなウエイトを占めてきているWebに活用できるスキルは積極的に習得していきましょう。

学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
無料でコンサルタントを試せます!(毎月限定)
もちろん会員体験後のしつこい営業は一切ありません!
メールコンサルティングでも変化を実感できるでしょう。