今の学校広報は求められるスキルが多くある
学生募集がうまくいかない理由の一つとして「広報担当者のノウハウ不足」を挙げる方がそこそこおります。当サイトで地味に募集している「学校が抱える問題点アンケート」でも上位に位置するのが分かると思います(絶対数が少ないため参考程度です)。
ノウハウが不足というよりもやる事が確実に増えている
私が最近感じるのは、昔と比べて広報担当者のノウハウが不足しているという事ではないのでは?と言う事です。そうではなく、求められるスキルが昔よりも格段に増えている事に起因してノウハウが不足しているように見えるのではと言う事です。
数十年前の広報にはWebと言うものがありませんでした。そのため、紙媒体のノウハウやクロージングテクニックなどアナログなノウハウが強く必要とされていました。
それが現在はそれらに加えてWebマーケティング、SEO、ソーシャルメディア、その他数えきれないくらい過去にはなかった広報メディアが存在する状況になりました。
しかも少子化で広報予算が少なくなっているために、学校によっては外注として出していた仕事を自身で完結させなくてはいけなくなってきました。
これを考えても広報担当者がやるべき事がかなり増えているのが分かると思います。広報歴が長い方にしてみれば、自分が学校に入った時には存在しなかった広報ツールが沢山増えているわけですので、普段の業務の忙しさもあいまって、なかなかそれらを覚えられないという事もあるでしょう。
やる事が増えたために置き忘れた心もある
私が危惧している点は今の状況においては心を置き忘れている事も増えているという事です。やる事が増えた事もあり広報担当者は便利なデジタルツールを使うにようになってきています。そういうツールを使わないとこなせない事も多いわけです。
例えば今はTwitterアカウントを持っていれば、フォロワーに一斉に好きな時間にお知らせを流す事が出来ます。拡散されればフォロワー以外にも瞬時に情報を伝えられます。読んでくれるかどうかは別として、一瞬でそれらが出来るようになっています。しかも無料!
そのために「宣伝したつもり」になってしまうのです。大量に機械的にやるものはやっているように見えても、そこには一切のアナログな心が介在しないため、それを受け取った側にはそれほどの感動・感激はありません(もちろん内容にもよりますし、あくまで学校での話です)。特に学校という業種はそういうものとはあまりマッチしないため、情報だけが無機質に流れていく事も珍しくありません。
やる事が多い事が結果として、心の介在しない広報活動につながっているというわけです。それでは学生など入るわけもなく心にも響かないのです。
本当に必要なスキルは?
学校や立場によってそれぞれの広報担当者に求められるスキルは変ってきます。それでも共通して必要なスキルというのは存在します。
広報は入学者を獲得するのがそもそもの最終目的(の一つ)です。そのために必要なスキルを良く考えて下さい。自動化ツールを使いこなす事だけではその目的は果たせないはずです。
いろいろとやらないといけない事があると考えるのではなく、結果を出すためにどういうスキルを優先するかを考えると良いでしょう。
本当の所で言えば、結果を出すために広報に必要なノウハウそのものは変わっていないと私は考えています。
目の前にある沢山のツールを使いこなす事だけを考えるのではなく、対象者に理解されるために必要な不足しているノウハウは何であるかを考えるようにしましょう。
そこに貴校の解決策があるのかもしれません。

学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
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