やらない理由が真っ先に思い浮かぶ学校は厳しい

今回のテーマは「やらない理由が真っ先に思い浮かぶ学校は厳しい」です。これはどういう事でしょうか?実は誰にでも思い当たる節がある話であり、学生募集の改善を邪魔する厄介な考え方でもあります。

本記事の内容を読まれると「うちの学校では?」と私の関係者が感じるかもしれませんが、私を含めた一般的な事ですので特定の学校担当者を指すものではありません。ただ、もし本記事を読まれて自分の学校の事と思われたならば意識の改革に取り組まれる事をお勧めいたします。

改善の必要性は分かっているものの動けない担当者

誰しも改善の重要性については理解していると思いますが、実際にその重要性を分かっていても動けない担当者というものはいるものです。それがまさに「やらない理由を真っ先に思い浮かべる広報担当者」なのです。やらない理由を思い浮かべるとは一体どういう事かここで例を挙げてみたいと思います。

改善案1:メインバナーで使っている画像が古いので新しいものに変えて下さい。

やらない理由:他に良い写真がないのでこれを使っています、制作会社に更新を依頼するとお金がかかります、等。

いかがでしょうか?実際によくある話なのですが、広報担当者として簡単な更新さえも全てを制作会社に依頼するものだと考えている時点でアウトです。正直基本的な画像補正や解像度の知識、写真撮影のテクニックなどは広報担当者が身につけるべきものです。そのスキルさえあればこれらの「本来はコストのかからない作業」をやらない理由など存在しないのです。基本的なスキルであればそんなに時間もかけずに修得できるはずです。要は自分がやりたくないだけのためこういう担当者がいる学校の改善は厳しいのです。

良い写真がなければ普段からカメラを用意しベストショットを逃さないように準備をしておけば良いだけです。私が現役の学校広報担当者の時には常に充電されたデジタルカメラを事務机に用意しておき何かあればそれをもって撮影に行ってました。写真のプロではなくても良い写真の数は経験とともに増えていくものです。

改善案2:資料請求フォームから本来必要ではない項目は外してください。

やらない理由:使っているデータベースに存在する項目ははずせない、フォームの改修にお金がかかる、等。

もはや何のための資料請求フォームなのかを理解していないのがこのパターンです。学校によっては自己満足の集大成のような資料請求フォームを設けているところもありますが、基本的に「資料を送るのに必要な絶対要素」以外の要素が一つ増えるだけでもそこでの離脱が増えると理解した方が良いでしょう。学校のデータベースの項目などは資料請求する側からすれば全くもってどうでも良い話です。そこに気づけない広報担当者は既に考える事もやめた方であると言えるため学校の改善は厳しくなります。

そもそも改善の目的は何なのか?を忘れている

例を二つほど挙げましたが、これらに該当する広報担当者はそもそも何のために広報活動をしているかを全く理解していません。結果から言えば入学生を増やす事ですし、その前の段階で言えば、資料請求者やイベント参加者を増やすのが目的なわけです。上記の二つの改善案はいずれもその可能性を高めるための改善の一つですが、それを広報担当者のやらない理由によって阻むのはそもそも本末転倒なのです。

もちろんどの学校にも予算があり、コストとの関係でやれる事ややれない事、優先事項が変わってくるのは分かります。しかし、上記のようにスキルをつける事でカバーできるものもあるわけですからそんなのは理由にならないのです。単に広報担当者の手抜きでしかありません。

今後ますます学校の広報予算は厳しくなり切り詰める事を求められます。しかし今の状態のままで予算が削られていけばもっとできる事は限られていくわけです。予算のもっとあった時でさえいろいろやらなかったわけですから、もっと減ればそれこそ何もやれない状況に追い込まれる事になります。

広報担当者は常に結果を求められます。そのために改善を繰り返す事はとても重要な事です。やらない理由を考える前に「それをやるとしたら、どういう方法があるか?」を考えるのが本来のあり方ではないでしょうか?

最も簡単な選択肢は「やらない」事です。しかし、そのような意識のまま続けていればきっと数年後にはとんでもない事態が貴校を襲う事になるはずです。そうならないためにも、まだ余力がある内に前向きに行動を移す癖をつけるようにして下さい。考え方一つで学校の未来は変わってくるのですから。

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