コンサルタントが入ってもうまくいかない学校の特徴

今回は学校コンサルタントをはじめとした外部の人間が入ってもあまりうまくいかない学校の特徴をご紹介したいと思います。前提として「とりあえずは」コンサルタントの提示する案には十分に学生募集状況の改善への可能性があると仮定します。

こんな傾向のある学校は募集状況の改善が難しい

広報担当者が自分の実力を過信している

これは最も多いケースだと思います。広報担当者が自身の実力を過信するがあまり、外部の人間の意見を素直に聞き入れず、その結果として改善案を筋書き通りに実行できずに結果が出ないというものです。広報担当者が自分の広報ノウハウに自信を持つことはもちろん重要な事ですし否定はしませんが、自分と異なる経験を持った者の意見を広く聞き入れる度量は必要でしょう。

一つの職場経験しかない方の場合にはそれ以外の学校の広報担当者を知らない事もあり、特にこの「勘違い」をされている方は多いと言えます。

またコンサルタントはそれぞれの人間関係などを「忖度」する事なく実行案を考えられる所が学内の担当者に勝る点だと言えます。広報担当者はどうしても募集案を企画する際にそれぞれの教職員の性格や立場を深く考慮してしまいますが、コンサルタントはその点はそれほど意識しないため広報担当者の何倍も自由な発想の元にアイデアを生み出す事が可能です。

やる気のある教職員がほとんど退職した後にコンサルタントへ依頼

学校経営が継続的に厳しくなると残念ながら櫛の歯が抜けるように教職員がやめていく事もあります。特に実力のある方は他で仕事が見つかりやすい事もあり、早い時期に見切りをつけてしまう事もあります。結果としてコンサルタントへの依頼のタイミングが極めて遅い事もしばしばです。

いわゆる手遅れ状態になってから(それこそ経験のある広報経験者がほぼ全員辞めた後など)問い合わせをされたとしても、そこからの逆転が難しいのは言うまでもないでしょう。コンサルタントは魔法使いではありませんのでやる気や能力のある方が不在となっては手の打ちようもありません。コンサルタントは基本的に実働部隊ではなく、改善案を実行するのは学校で働く方となります。最低でも学校を何とかしたい場合には、それを動かす人材がまだ残っている時期にされた方が良いでしょう。

コンサルタントに依頼すれば確実に効果が出るなどと考えてはいけません。条件がある程度そろっていなければ、そもそも改善アクションが進まないのです。

声の大きな教員が改革に否定的である

学生募集の改善には広報担当者だけではなく教員の協力も必要です。そのいずれかが欠けていてもうまくいく事はありません。学生募集がうまく行ってない学校の場合、声の大きな(影響力のある)教員が改革に否定的(非協力的)であるケースは多いものです。あるいは協力的ではあるが、募集を無視した自分勝手な事をやる事もあります。

正直言えば、募集戦略は「募集のためにある」とある程度理解しなくてはいけません。もちろんこれはずるい事をして下さいというわけではありません。時として教員の考える募集のためのイベントなどは一度参加しただけでは魅力を感じない事も多いのです。

基本的に募集において教員の方が広報担当者よりも影響力がある場合には、その学校の募集はうまくいきにくいと考えています。もちろん教員が広報を兼ねているような場合には別ですが、もし異なるのであれば募集案は広報担当を主軸にして、そこに教員としての意見も加味してもらう程度にする方が良いバランスが取れるでしょう。

要は餅は餅屋ではありませんが募集は広報にある程度任せるべきです(但し広報担当者の能力が著しく低い場合は除きます)。

特にオープンキャンパスなどでの体験内容などは教員の積極的な参加が重要になります。どういう内容のものが良いかを広報と教員で協力して考えるのが良いでしょう。

経営者が悪い意味でワンマンである

どんなに優れた経営者であっても高齢となり時代の変化についていけなくなる事があります。その事を理解せずに昔の感覚で自分の思うがままに学校の募集戦略を行うのは危険が伴います。

このケースの場合、コンサルタントとの相性が良ければアドバイスを素直に聞いてもらえる(かつ鶴の一声で行動もしてもらえる)のですが、相性が悪い場合にはコンサルタントのアドバイスは無視される事になります。

細かい事でも稟議書が必要になる

これも最悪なパターンの一つです。簡単な改善アクション一つをとっても行動には全て稟議書が伴う学校があります。競合とのせめぎあいがギリギリの最中に悠長に稟議書にいくつもハンコをもらっているようでは改善できるものもできなくなります。

学生募集に限りませんが広報にスピード感は命ともいえるものです。ハンコをもらう事はそもそも仕事とは言えません。何が目的で何が重要なのかを意識し、素早い行動が取れるように業務の流れを見直す必要があります。

予算を使うべき時にも使えない

コンサルタントが入る場合、その戦略によっては予算を思い切って投下する必要のあるものも中にはあるものです。そういう時にもなかなか予算を使えない学校はこれもまた機会損失を招く可能性が高くなります。

私自身はお金をなるべくかけずに効果を出すアイデアをメインに考えますので予想以上に予算が必要になる事はほとんどありませんが、コンサルタントによってはお金がかかるアイデアを出してくる事も当然あります。もちろんコンサルタントの言うがままに全てを実行する必要はありませんが、アイデアの目的やお金をかける理由を聞いて納得できるものであれば思い切りは必要でしょう。

以上、一例ではありますがコンサルタントが入ってもうまくいかない学校の特徴をご紹介させて頂きました。もし上記に当てはまる学校がありましたら見直される事をお勧め致します。

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