学校コンサルタントの有用な使い方

ここ最近のコロナ禍において学校コンサルタントというキーワードで検索される方が増えてきました。これは言うまでもなく学生募集が厳しくなっている事に他なりません。元々少子化という学校にとっては大きな問題があり、それに加えてコロナ禍でのよりシビアな学校の選別が始まったわけです。その結果、想定よりも早い時期に生き残りが厳しくなった学校が増えているように思います。

今回の記事では学校コンサルタントの有用な使い方について参考意見を述べさせていただきます。

学校コンサルタントはそもそも何をしてくれるのか?

ここで一つ理解しておいた方が良い事として、学校コンサルタントと言ってもどこからのコンサルタントであるかで根幹から変わってきます。例えば学校経営の立て直しのために銀行系列などから来るコンサルタントであれば財務面の立て直しを行うケースが多いのではと思います。学校広報のノウハウなどあるわけはありませんのでいわゆる様々なリストラを行い無駄な支出を減らす事に着手するのではと思います。

今回の記事ではこの財務系ではなく、学生募集そのものを改善する事による学校経営の立て直しをはかるコンサルタントの使い方となります。私のようなものもこちらの立場であると言えるでしょう。

では、この学校コンサルタントは何をしてくれるのか?と言えばこれもまちまちです。下記にいくつか例を挙げておきます。

  1. 学校にチームで入りこみ、場合によっては広報人事も含めた事に口を出す。教職員研修なども実施して考え方から変えていく。
  2. 学生募集上の弱い部分を担当する人材を送りこみ支援する。
  3. 学校には入らずアドバイスを請け負う。

他にもパターンはあると思いますが、学校からするとわかりやすいパターンはこんな形かと思います。

パターン別コンサルティングスタイルの説明

前述の1から3までのパターンのメリット・デメリットをここでご紹介いたします。ただし、あくまで私見ではありますので参考程度にしてください。

  1. 学校にチームで入り込むパターン
    ある意味オーソドックスなものですが、対象としては予算規模がある程度大きくしばらくは経営的には余裕がある学校です。チームで入り込みますので大手のコンサル会社などが行うものですがコストは当然ながら高くつきます。細かいところも学校に入って指導・改善をしていくため急激な変化に弱い方にとってはストレスになる可能性もあります。ただ、全体に向けての研修などを通して一斉に意識改革ができるため、規模が大きい学校にとっては選択肢としてメリットがあると言えるでしょう。ただし、結果がでるかどうかはコストには全く比例しませんのでその点の過信は禁物です。このパターンの場合、導入当初は新しい環境に慣れない方も多くでてしまい、その結果退職をする方も出るかもしれません。ただし、長い目でみればその新しい環境がベースとなるため、そうなった後にはそれほどのストレスにはならなくなるでしょう。
  2. 学生募集上の弱い部分のみ手伝ってもらうパターン
    規模が小さい学校の場合、特定の個人の退職で業務が滞る事はよくある話です。そういう時に新しい人材(かつ能力のある)を採用するのは簡単ではありません。そこで抜けた穴をふさぐ人材を一時的に借りるような形で、日々学校で働いてもらいながらアドバイスを受けるというパターンです。また、常時学校ではコストがかかるため、例えば高校訪問などの一部業務を外部に委託するという事も可能です。1との大きな違いは業務の肩代わりの側面が大きいと言えます。学校全体を変えるような1のパターンに比べるとコストは少ないものの、学校全体を変えていくわけではないため効果は限定的になるとは思います。ただし、その担当者次第では可能性はかなり広がるのは間違いありません。
  3. 学校には入らずにアドバイスだけを依頼するパターン
    私の提供するメールコンサルティングがまさにこのパターンです。学校には行きませんがメールコンサルティングに特化する事でコストを最大限まで下げています。そのため中小規模校でもアルバイト料程度で契約可能なため、どの規模の学校でも無理がないものと言えます。メールでも問題なくできるのは私自身が複数の種類の学校での勤務経験があるためです(管理人紹介参照)。経験則でのデメリットを申しますと、メールでのアドバイスには強制力が1のパターンほどはありません。アドバイスを実際にやるかどうかは担当者次第となってきますので、その点で効果に大きな差が出るというのが実感です。これは言い換えればアドバイスをきちんと理解し実行する考えがあるのであれば、これほど有用なものはないと思います。アドバイス範囲は極めて広く人材育成、Webサイト改善、制作物改善など幅広く行うため安価に幅広い改善を行うにはベストな選択であると考えています。もちろん実際に学校をみる方がより良いアドバイスができるのは間違いありませんが、今は離れていても情報を伝える手段はいろいろとありますので必ずしもリモートだからという事でのデメリットは思うほどでもありません。他のデメリットを言うならばご担当者の学内での権限が小さい場合にはあまり結果は出せないと思います。当方のアドバイスを担当者経由で伝えても協力者があまり出てこないからです。そういう意味では実務をやっている広報部長などが担当になるのがベストでしょう。

コンサルタントに過信しない

コンサルタントである私が言うのもなんですがコンサルタントには過信をしてはいけません。頼めば絶対に学校はよくなるはずと考えてはいけません。私はよくこのサイトでもお伝えしていますが、最終的に学校を変えるのは現在学校にいる教職員の皆様に他なりません。私たちはその方向性を示したりする立場であって代行者ではありません。また契約が終われば関係は終わるわけですので、そういう意味でも教職員の皆様がコンサルタントのアドバイスを通して成長するしかないと考えています。意識をもって行動し、意識をもって学校を変えていく事ができれば学校の再生も不可能ではないのです。

私のメールでのサポートは無料会員プランにてクライアントと同じ質のアドバイスを最大3回まで無料で体験可能ですのでお気軽にお申込みください。お申し込み後のしつこい営業なども一切行いません。学校をよくするには問題点の把握と改善の繰り返しにつきます。頑張っていきましょう。お問い合わせもお待ちしています。

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