定員割れをしている学校が早急に見直すべき事
今回は定員割れをしている学校が早急に見直すべき事について触れたいと思います。貴校が思う以上に即座に行動に移さなければ状況は急ピッチで悪化していく事になるでしょう。
定員割れをしている学校が早急に見直すべき事
今回の記事でポイントとなるのは募集への影響の大きさとなります。どの学校にも問題点や課題はあるわけですが、それぞれの問題が同じレベルで募集に影響があるわけではありません。そのため、本記事では定員割れの原因ともなっている課題、そして改善する事で募集に好影響を与える可能性のある点をご紹介したいと思います。
ブランド戦略の見直し
重要度が極めて高いのがこちらのブランド戦略の見直しです。定員割れという状態は入学したい方が少ないという事になるわけですが、この事は即ち「入学したい」と思わせるブランドが出来ていない事に他なりません。そのため早急に学校のブランド戦略を1から見直す必要があると言えます。通常はこれらのブランド戦略を変更する時は年度変わりからするものですが、すぐにその方向性が決まるわけではありませんのではやめから検討を始める必要があります。その上で学校案内などの外部向けの媒体全体でその新しいブランドで訴求していく必要があります。
教職員の意識改革
ブランド戦略が外側の改善施策であれば、こちらの教職員の意識改革は内側の改善施策であると言えます。定員割れしている学校の場合、教職員にとってその学校は居心地の悪い、そして満足度の低い環境となっている可能性が高いわけです。その結果、教職員全体の意識やモチベーションが下がっている可能性があります。この点の改革をしない事には外向きのブランド戦略を改めたとしても、ハリボテのような状態にしかなりません。新たなブランド戦略は教職員の意識改革があってはじめて生きてきます。言葉だけを繕うのではなく、新たなブランドに見合う高い意識を教職員は持たなければいけません。
最低でも自分の学校を愛せる状態でなければ募集などうまくいくはずはないでしょう。
各種外部向け広報物の見直し
資料請求やイベント参加者、出願数などが少ない場合、そもそも対象者が直接学校を知るための媒体に魅力がない事が多くあります。学校案内や学校公式サイトが特にこの中では重要なものであると言えます。
学校案内やWebサイトが学校の魅力を伝えきれていない、あるいは分かりにくい場合には当然ながら「その学校に入りたい」という気持ちが起きるわけもありません。
定員割れをしている場合、どうしても広報予算が削られてしまい、その煽りで学校案内やWebサイトが手抜きの質の低いものになる事もよくあります。そうなりますと益々貴校を検討してくれる方はいなくなります。
どんなに経営状態が厳しくても、学校案内やWebサイトには予算をしっかりとかけなくてはいけません。そこが悪ければ取れるはずの出願者も取れなくなってしまいます。何でもかんでも予算を削るのは経営上のメリットはどこにもありません。学校が生き残るためにコストをかける所にはかけるようにして下さい。
この点の予算を削る事は自らが学校に引導を渡すようなものです。
イベント内容の見直し
イベント内容とは書いていますが、実際には年間イベントのスケジュールから内容、DMタイミングなどトータルに見直す必要があります。
まず根本となる内容が悪ければ人は集まりませんし、その内容が良くてもそれを告知するDMや告知サイトの見せ方が悪ければやはり集まりません。
イベントを見直す際には必ず競合校のイベント内容を把握した上で行うようにして下さい。
「昨年よりも良い内容」であるのが重要なのではなく、「競合よりも魅力的な内容」が必要なのです。もちろん当日の内容だけではなく、対応なども重要ですのでその点も意識しておきましょう。
定員割れをしている学校が早急に見直すべき事としていくつかご紹介致しましたが、記事を読むだけでは何も始まりません。これをきっかけとして何らかのアクションを起こすようにして下さい。

学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
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