イベント回数は多ければ良いというわけではない

貴校ではイベントをどれほどの頻度で行っているでしょうか?

イベントの回数は多ければ良いというわけではない

学生募集がうまく行かなくなるとイベントの回数が少ないからだとばかりにいきなり回数を極端に増やす学校があります。

これにはメリットとデメリットがあります。まずはメリットから見ていきましょう。

  • 常にイベントがあるため参加者は参加しやすい
  • イベントをやっているという事での安心感がある
  • 各回の参加人数が自然と減少するため個別のアプローチがしやすくなる

だいたいメリットはこのくらいです。おそらく数を多くする事で安心感は確実に出てくると思います。しかし、これ以上のデメリットがあります。

  • いつもイベントをやっているため、参加者からすれば「急いで参加する必要なし」と思われてしまう
  • 各回の参加者が少ないため、「この学校は大丈夫だろうか?」という不安に襲われる可能性がある
  • イベントの回数が多い事で教職員にとっては普段の業務と化してしまい、モチベーションが上がらなくなる
  • 参加者よりも教職員の方が圧倒的に多い日が多くなる
  • 疲れがたまる

いかがでしょうか?イベントの回数を増やす事でのデメリットは意外と多いものです。しかし、困った事に参加者が少なかったりするとその数を増やすために回数を増やせば解決と安直に考えてしまうものなのです。

競合が月に2回のイベントだとします。そこに来て貴校は毎日のようにイベントを行っているとすると参加者目線からすれば、競合の日程を鑑みてから貴校への参加をするようになります。毎日特売のお店よりも今日だけ特売の店を優先するのと同じです。

そのため、競合よりも回数が多すぎる事はかえって競合へ行く可能性を高めてしまうケースもあるのです。

通常、本当に興味のある学校にはスケジュールを開けてでも学生はイベントなどに参加するものです。もし参加しないという事であれば、そもそも貴校への興味や関心が薄いという事に他なりません。

回数を増やしてイベントの各回の質を下げるくらいならば、今、行っているイベントの質をあげるように中身の再検討をする事をお勧め致します。

もちろん回数を増やして質もあげらるならば、それでも構いませんがたいていはこれは成り立ちません。確実に教職員のやる気は下がりますし、中身も悪くなっていきます。

もしイベントを増やすのであれば、それほど教職員の負担が増えないような新たなイベントを行うなど視点を変えてみても良いでしょう。

単純にイベントの回数を増やせば学生数は増えるとは思わない事です。

 

 

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