オープンキャンパスを成功させるための大切な考え方
たいていの学校では学生募集のためにオープンキャンパスを開催していると思いますが、そもそもの考え方を間違えてしまうと効果の薄いものとなってしまいます。どういう意識でオープンキャンパスを行えば良いのでしょうか?
今日は喜んでもらおう!では弱いのです
どこの学校でも参加者に楽しんでもらおうという意識はあると思います。それはもちろん間違いではありませんし、楽しんでもらって損をする事もありません。
しかし、問題なのは当日楽しむ事だけに力を入れているケースです。何のために学校イベントに参加しているか?と言えば、単純にお祭りのようにイベントを楽しむためではありません。その学校が自分にとって進むべき学校なのかを見極めたいために参加しているのです。
面白ければ進学先となるか?と言えば、必ずしもYESではないのは言うまでもないでしょう。そこで、ポイントの一つ目として以下が挙げられます。
参加者が入学後の自分を投影できるものであるか?
入学した自分をイメージし、そこにいる自分が将来の夢(目標)に向かってきちんと学んでいるか?を想像できるかが大切です。そのため、楽しいだけで終わるようなイベントではもちろんダメなのです。
また来たいと思わせるのが吉
学校によってイベントの方法はまちまちですので、ここではそれら細かい部分には触れませんが、大事なポイントとして以下の点も挙げられます。
もう一度この学校に来てみたい
これは私が得意とするファン化戦略の事でもあります。その日楽しかっただけでは、入学したいとまでは行かないものです。学校のファンになるくらいまで行けば、間違いなく入学を検討するところまで近づいていますので、オープンキャンパスで目指すべきはこの「もう一度(あるいは何度でも)来たい」と思わせる事なのです。
実際にこれを読まれている貴方が普段利用しているお店などを考えてみましょう。何度もリピートしているお店があるはずです。通常はそれらのお店にはよほどの事がない限りは「競合」があるわけですが、それらの競合を押しのけて貴方はそのお店に足を運ぶなり、利用するなりしているのです。
そこには理由があるはずです。何度も利用する理由がです。
学校も同じなのです。何度も行きたくなる学校でなければ、それこそ何年も通いたいとは思わないのです。
楽しいだけのイベントをやっている学校であればいくらでもあります。逆に物凄く楽しくないイベントをやっている学校を探す方が今は難しいでしょう。
ヒントは個
特定の学校の方を相手にこの文章を書いているわけではないので抽象的にはなってしまいますが、ファンになってもらうためのヒントをここで紹介いたします。
個
この言葉を見て、何を貴校がすれば良いか?どうすればファンになってもらえるか?を考えてみて下さい。少なくとも「個」を感じられない学校に強くファンになる事は、余程ブランド力がある学校でなければありません。このサイトを読まれている学校の方であれば、そこまではないからこそ学生募集に苦慮しているのだと思います。しかし、そういう立場の学校だからこそ、物凄い数の志願者を相手にするわけではないはずですので、「個」の戦略が可能なのです。
もちろん、やり方を間違えればファンどころかアンチになってしまいますので、その点はアイデアを凝らしていろいろとチャレンジしてみると良いでしょう。
なお、そんな私はイベント参加者全体の約半数に結果として10回以上参加してもらう事に成功しました。一番多い方で全イベント参加と言う方も数名いました(全部で30数回)。こう書きますと、参加数を限りなく増やすと良い事がある・・・という仕掛けをしたように見えるかもしれませんが、実はそうではないのです。自主的に参加する仕掛け(心理状態と書いた方が良いかもしれません)を作ったわけです。当然ながらその方法はブログでは書けませんが、上記のヒントの「個」、そしてファンになってもらうためにはどうするか?という事を考えてみると良いでしょう。

学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
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