広告物というのはいろいろな意味で気を使うものである事は間違いありません。私が見る限り、これはちょっと行きすぎな表現では?と言うものも多く見受けられます。どの程度までなら許容範囲なのでしょうか?私の考えをご紹介したいと思います。

良い事は書きたいが、どこまでなら許せるか?

広告物はその目的を考えれば、なるべく魅力的に、そしてキャッチーなものである必要があります。しかし、これを勘違いしてちょっとやりすぎな事を書いている所も多く見受けられます。

私は広告表現についてはかなり細かい方なのですが、「誰から突っ込まれても明確な回答ができるか?」という事を基準としています。例えば「万全の就職サポート」と書いていたとします。もし、多くの卒業生がそれを読んで「そんな事ないだろう?」と思うとしたら、それはもう許容範囲を超えていると考えても良いでしょう。もちろん、あくまできちんと通っている一般的な学生を対象にしてで構いません。

よくある「100%の就職率」などは多くの学生から突っ込みが入る部分と言えます。内情を調べてみると「就職希望者のみ」対象だったりするわけですが、そういう場合にも「100%の就職率」と注釈なしで書くのは本来は誤解を生むため好ましいとは言えませんし、もし書いてないのであれば、私の中では「悪い学校」という事になります。誤解を生む事を分かっていてそういう広告表現にしているわけですから、信用できない学校だと言えます。もし、その広告文の横に(就職希望者対象)とあれば、この広告は誰からも突っ込まれる事はありません。希望者だけを対象にしたとしても決して悪いものではないわけですから、ここは堂々と書くべき事でしょう。

要は読み手次第で誤解や勘違いを生むものは好ましくなく、避けるべきものと私は考えています。そのため、これらの表現には気を使います。そもそもそこにある文言が元でトラブルになった場合に、その対応に追われる時間は無駄でしかありません。

真正直だと書く事がなくなってしまう?

さて、上記のような条件だとそもそも広告物に書く事がなくなってしまう・・・と考える学校もあるでしょう。はっきり言えば、そういう学校はそもそも学生に対して失礼なのです。広告で書くことができるようなサポートレベルでないのであれば、そもそも学校としての責任感に欠けているという事になります。

厳しいようですが、誰からも突っ込まれない広告という前提で考えた時に、残った文章こそが今の学校の質・レベルを表すものなのです。うまい事はいくらでも書けますが、それは良い事ではありません。

今もし学生募集に悩んでいる場合、多くの問題を抱えているはずです。上記の視点で考えて残る文言はそもそもあるのか?と考え、これと言って競合に勝る部分が見いだせないならば、そもそも募集がうまくいかないでも当然のことなのです。

そういう学校は、多くの広告に見合う文言を用意できるように、いろいろと見直さなくては生き残れないと考えて下さい。うまい事を書くのは簡単です。しかし、そのしわ寄せは必ずその後にやってきます。今は口コミを簡単にできる時代ですから、ネット上に悪評として流れ、そしてそれらはいつまでもマイナスの自然発生的広告として残り続ける事になります。

学校をブランド化するのは自分達で考えた文言だけではありません。それら学校に関わった方が残す言葉もブランド化されるという事を忘れないで下さい。

最低限、頂く学費に見合うものを用意できなければ学生に対し失礼であると認識をしなくてはいけないのです。

問題点がある方が改善すると分かり易い

広告に書く事にも悩むくらいの学校の場合、実は良い事もあります。マイナス部分が多いわけですから、それらを少し改善するだけでも、顕著に学校がよくなったように感じられるためです。現時点であまり問題のない学校は多少の改善をしても当たり前に受け取られますが、元がそれほど良くない場合には、少しの改善でも、それこそ希望に映ったりします。

例えば、今までは朝に学生が来校しても誰も窓口で挨拶をしていないとします。それがいきなり、挨拶をするようになったらどうか?

おそらく学生は気味が悪い・・・と思うかもしれませんが、少なくともマイナスには受け取らないでしょう。学校が良い雰囲気になったと感じてもらえると思います。

このような問題点を良い方へと変えていくだけで相手の印象も変わってくるものです。

今回は広告のオーバー表現について書きましたが、それを突き詰めていくと、その言葉に見合った学校であろうと努力する事へとつながります。

広告文が広告として機能してほしいならば、その言葉に見合った学校になるよう意識する必要があります。簡単に「ウケ」だけを狙って耳障りの良い言葉を並べてはいけません。少なくとも大多数の関係者が読んで納得行くものでなくてはいけません。

それに向かって努力をするようにしましょう。

 

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