私立中高進学相談会を視察してきました(2016年7月10日実施)

2016年7月10日(日)に東京経済大学で実施されました「東京西地区私立中学校・高等学校2016 進学相談会」を視察してきました。毎年私が視察している進学相談会の一つです。

担当者のやる気を感じられるイベント

私は大学・短大・専門学校の進学相談会は仕事柄よく行くのですが、相談会にいる担当者のやる気レベルで言えば、平均して高いのはこちらの中高イベントだと強く感じました。

大学系のではともすると誰も行く人がいないからという理由で選定されたようなやる気のない方もいるわけですが(どことは言えませんが、先日視察した所ではやる気なしオーラがマックスの方がおりました)、この中高イベントはかなりやる気のある方が多くいました。

声のかけ方もうまいですし、何よりも気配りもきちんとしている方が多いのです。

質問への回答も分かり易く納得いくものでした

いくつかの学校の担当者には質問もさせて頂きました。ここ最近の傾向としてどの学校でもグローバル化を掲げているため、差別化としてどうされているかを聞いたりしたわけですが、ある学校の回答はとても分かり易かったです。

帰宅後にその学校のWebサイトを確認してみましたが、話した内容、配布物、ポスター、その他がきちんと連携を取れていたのも感心しました。

昨年はこの点が少しずれている学校もありましたが、マッチしているとすんなりとWebサイトにも入り込めると思います。

その他、大学への推薦枠が多い学校には「推薦入学が決まった後に授業に身が入らなくなるという声がありますが、その対策はしていますか?」と質問したところ、こちらも納得のいく回答が得られました。保護者の気持ちも意識した施策をきちんと考えて取っているのだという事が分かりました。

裏付けのある学校は強い

これは大学とか高校とかに関係ない点ですが、きちんと裏付けのある教育、システムを提供している学校は強いと心底思います。

例えば「就職が強い」と自称している学校はいくらでもあります。下手するとそんなに強くなくてもこう書いている学校もあるのが現実です。

この手のは質問を細かくされると答えに窮する事も多く、結果としてたいした事をやっているわけでもないという学校もあります。もちろん、学校の教育そのものが素晴らしくて、それほどの事をしなくても良い結果を出す学校はあるでしょう。

ただ、学生募集という観点で言えば、「納得できる説明」がある方が望ましいのは言うまでもないのです。他の記事でも書いていますが、

「○○だから○○なのだ」

という事をきちんと自信をもって言える学校は強いと思います。

特に昨今は同じような事を学校のポイントとして伝える事も多いわけですが、他とどう違うのか、なぜそう言えるのかを明確にする事で学校の魅力はさらに増していく事でしょう。

*今回質問させて頂いた学校の皆様、貴重な時間をありがとうございました。勉強になりました。

 

無料でコンサルタントを試せます!(毎月限定)

コンサルタントのお試し:無料会員プラン
実績豊富なコンサルタントによるメールコンサルティングを最大3回無料で体験可能!
もちろん会員体験後のしつこい営業は一切ありません!
メールコンサルティングでも変化を実感できるでしょう。