学生募集におけるイベントはどうあるべきか?
学校がイベントを実施する場合、いくつかの目的があります。
- 学生募集のためのイベント
- ブランディングのためのイベント
- 地域活性化(交流)のためのイベント
- 研究成果発表のためのイベント
- 在学生のためのイベント
- その他
主なものとしてはこのようなものがありますが、ここでは「学生募集のためのイベント」について掘り下げてみたいと思います。学生募集で行うイベントは簡単に言えば「学校に来てもらうために行う」ものです。
イベントで学校を知ってもらうためというように考える方もいるかもしれませんが、それはあくまで参加してもらって実現する事ですから、何といっても「来てもらう」必要があるわけです。
そのためにはどのようなイベントを行えば良いか?という事になります。この学生募集のためのイベントも細かく分かれます。例えば
- オープンキャンパス
- 学校説明会
- 体験入学
- 夜間説明会
- 学校見学
- その他
等があげられます。この中では特に上の3つは企画力が必要になるものとなります。どういう事をやれば対象者が興味を持ってくれて、そして学校まで足を運んでくれるか?と言う事なわけです。そのためには、毎回同じであったり時代遅れの内容であったり、あるいはその学校に行ってまで体験する事でもない・・・というような内容では意味がないわけです。
こんな事は当然と思われるかもしれませんが、多くの学校のイベントは前年度の焼き直し、あるいは踏襲であるケースがほとんどです。前年のイベントはその前年の・・・となりますので、それこそ長らく内容が進歩していない学校もあるわけです。
時代や対象者の好み、興味が変化しているにも関わらず募集側が意識を変えてないという例でもあります。
もしかすると、同じ分野で教える事は同じだから内容が変わるのがそもそもおかしい!と言われる方もいると思います。まさにその通りですね。歴史の内容が毎年ころころ変わるわけもありません。
だからこそ、時代にあわせてアプローチの仕方を変える必要があると思っています。同じテーマでも見せ方や伝え方を変えれば、相手が受け止める印象も大きく変わってくるという事です。ここに気づかずに踏襲を続けていると結果として人が集まらないイベントを開催し続ける事になるわけです。
このサイトでは小さな改善の積み重ねの重要性をテーマにしていますが、イベントについてもこのことが言えるわけです。ほんの少しの工夫や改善をするだけで印象がガラッと変わる事もあるという認識を持つべきなのです。そうする事で、今のイベントが学生の興味のあるものへと変わるかもしれないのです。
毎年何十回と行われるイベントにそれぞれ工夫をするのは大変かもしれませんが、これこそが学生募集で大切な事なのです。
興味を持ってもらい学校に来てもらう。そして学校で実際にイベントに参加してもらいファンになってもらう。この流れができれば、そのファンになった方が学校の味方となってリピートしてくれるようになります。ファンがファンを呼ぶ状態を作る事ができれば学生募集は成功に向かっていると言えます。
イベントではファンを作る。これを達成するための中身、流れを構築していきましょう。
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