紙媒体は学校広報物の基本

ここ最近は紙による学校案内をとりやめると発言する学校も出てきましたが、紙媒体の重要性は今も変わらずに存在します。

対象者層はスマホなどから情報を得る事が増えたとはいえ、保護者などを考えれば紙で読みたいという方がいてもおかしくはないわけですし、多くの対象者と直接話ができる進学相談会などでは学校案内がなくてはアピールもしにくいわけです。

通常学校が作る制作物には学校案内(メインパンフレット)とサブパンフレット(サブツール)があります。最も重要なものはメインパンフレットで、これについては完成時期も含めとても重要になってきます。

制作時期で最もベストなのはいつか?と言えば、今は最低でも3月に次年度のものが完成して配布可能になるのが良いと言えます。いまだに夏休み明けに学校案内を完成させるという悠長な学校がありますが、あまりに昔の制作スケジュールを踏襲していると対象者層にアピールする時期を逃す事になります。

もっと分かりやすく言えば、学生にとっては自分の対象年度ではない学校案内をもらってもたいした参考にはならないという事です。これが全ての考え方の基本です。そして、大学で言えば、これに気づいていない所がいまだに多くあるわけです。「競合も遅いから…」などというような言い訳をせずに、対象者が必要とする時期に間に合わせるようにしましょう。

実際によくある例でご説明します。

5月の進学相談会で自校だけ昨年度の学校案内で他校が新年度の学校案内だったらどうでしょうか?他校は進学相談会に参加している学生にとってまさに「ほしかった資料」となるわけです。しかし、学校案内を完成させてないと前年度募集の学校案内を配布するわけですが、これは参考にしかならない資料です(そもそもそこに願書があっても使えません)。

学生からすれば過ぎ去った情報などそれほど必要ないわけです。そもそも、これだけ何もかもスピードがはやくなっている時代に間に合わせないというのは学校広報として確実に感覚がずれていると言えるでしょう。

なお、古い広報の方ですと、個人情報を獲得するために前年度の資料を配布するという方もいます。「新しい学校案内が完成したらすぐに送りますので送り先などをお知らせください」というパターンです。

そもそもの考え方が間違えていますので、この考えは捨てて今後は3月には遅くとも資料ができるようにスケジュールをすべて組みなおす事を強くお勧めいたします。

なお、複数の学校案内を見て思いますのは、「伝える気」があまり感じられないものも多いという事です。学校が伝えたい事をどういうメッセージ、デザインで伝えるかというのはとても大切な事です。

特にメッセージなどは「どこの学校でも使える」ようなあたりさわりのないものは響かないものです。そのメッセージが学校の事を表すようなものを選択するべきです。

サブパンフレットで不足分やタイムリーなものに対処

メインパンフレットにはその性質上入れにくいコンテンツなどはサブパンフレットでサポートさせます。最近では学校案内は硬派にまとめ、サブパンフレットで軟派(やわらかい)な内容のものを作る学校も増えています。学校付近の見どころを在学生が案内したようなものなどもあります。

どうしてもメインパンフレットでは伝えきれない部分というのはどの学校にも出てきます。また学校ホームページで紹介したとしても、その時にアクセスしたり、あるいは気づいてくれた方にしか伝わらない事もあります。そういう場合にはサブパンフレットというのは効果的だと言えます。

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