ソーシャルメディアを活用する
若年層のみならずTwitterをはじめとしたソーシャルメディアはますます利用者を増やしている現状において、ソーシャルメディアによる情報拡散力というのは目を見張るものがあります。各学校におきましても、一つもソーシャルメディアを活用していない学校はかなり少なくなっているのではと思います。
これらのツールはその多くが基本使用については無料で利用できる反面、使い方を間違えるとブランドイメージにも影響するものであるという事を忘れてはいけません。ここではソーシャルメディアを利用するにあたっての注意事項を書いておきます。
- 中途半端に利用するくらいならやらない方が良い
- 担当者はよく考えて選定する事
- 使用するソーシャルメディアは対象者層の使用頻度が高いものを優先する
- ソーシャルメディアは一方向メディアとは異なるという認識をする事
- 全ての書きこみは誰もが見ているという事を認識する事(フォロワーの数は関係なし)
ここではあえてソーシャルメディアのメリットではなく注意点を先に紹介したいと思います。その理由はまさに上記に書きましたレベルの低い状態での利用が多く見受けられるからです。ほとんどのツールは無料で利用できますが、その手軽さゆえに適当に運用している所が多いのも事実で、私から見ましてもそれらはかなりイメージが悪いと感じます。
中途半端な事例としましては、最終の書き込みが半年前など、ほとんど書いていないようなものを指します。それでいて、学校公式サイトのトップページから「お気軽にフォロー」などとバナーがはってあるので、尚更タチが悪いのです。書き込んでないものに誘導するのはかなり問題です。
担当者についてはこれまでもいろいろな企業・自治体などでその発言が炎上しているのを見ても分かる通り、きちんと選定をしなくてはいけません。また、担当者の人気が物凄くあがり、結果として退職して独立・・・というケースもあります。広報担当者の決め方と同じく、適当に空いている人間にやらせるではいけません。
古い考えでの運用も問題です。以前は情報は一方的に発信する事が多かったわけですが、その感覚で利用するとファンを作るどころか離れていってしまいます。ソーシャルメディアの良いところは双方向で意見が直接言えるところでもあります。意見をもらっているのに一切それ返信せず、自校の伝えたい事をだらだらと書き込んでいく・・・などというのは問題外です。
このような運用上の注意点はあるものの、やはりソーシャルメディアというのは、特に中小規模の学校にとっては物凄く便利なものです。それこそ広告費をかけずに多くの対象者層に認知される可能性さえも秘めています。
フォロワーが少なかったとしても、その少ないフォロワーの中に影響力のある方が一人でもいれば拡散される要素が一気に高まると言えます。もちろんどこにでもあるような情報を流すだけでは誰も興味を持ちません。どのような情報なら「人に伝えたくなるか?」という事をよく考えてみましょう。
今の時代、広報戦略の一つとしてソーシャルメディアを利用するのは、これまでの既定の媒体と同じように必須のものとなりつつあります。
大切な事は対象者層の目に触れる、利用しているもので気づいてもらう必要があるという事です。
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